【月10万円/積立投資】53ヶ月目の成績と資産公開！暴落からの急回復

2024年8月、植田ショックとも言われる大暴落がありました。

米国の経済指標悪化に伴う利下げ観測、そして日銀の0.25%利上げ決定がほぼ同タイミングで起こり、日米金利差が一気に縮小しました。

それにより円高が急速に進行し、円キャリー取引の解消、追証、ロスカットの連鎖となり、歴史的な大暴落となりました。

金額ではブラックマンデー越えの大暴落でしたが、私も初めて経験しました。

とんでもない暴落でしたが、この時に投資をしていたこと、とても良い経験になったと思います。

さて、毎月10万円の積立投資チャレンジも、53ヶ月が過ぎました。

この積立は住宅ローンの繰上げ返済ではなく、繰上げ返済したと思って積立投資したらどうなっていたのか、という実験で始めました。

繰上げ返済したら住宅ローン控除も減ることになるので、その差は圧倒的でした。

なお、値動きを見るため、月10万円のインデックスファンドの積み立てと、そのほかの投資を分けて行っていますので、後段で全金融資産の運用状況も公開します。

月10万円は、「もし繰り上げ返済していたら、住宅ローン控除の損失と併せてどれくらい差が出ていたのか」を見たいがために記録しています。

また、最低限の目標は、一人目の子供が大学を卒業するくらいに退職して、あとは悠々自適に暮らすことです。(ストレートで51歳)

上振れ目標は40歳〜FIREとしていますが、節約型のFIREではなく、豊かな人生を歩みながらも、最大限の資産形成を目指します。

1990年生まれなので、40歳が近づいてきているわけですが、さすがに40歳ぴったりは厳しいなーと思いつつも、40代のうちにはなんとか達成できるかもしれません。

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【53ヶ月目】毎月10万円の積み立て
2024年9月1日時点の全運用資産
1. 2024年の9月1日時点のそれぞれのアセットの解説
2024年9月1日更新まとめ。再び円を貯めるフェーズへ

【53ヶ月目】毎月10万円の積み立て

まずは毎月10万円をインデックスファンドに積立投資をして、53ヶ月経った状況からご報告していきます。

※クレカ積立への切り替えタイミングの関係で1ヶ月飛んでしまいましたので、若干積み立て金額が合わないのはご容赦ください。

さて、今月の積立状況は…

2024年9月1日時点の利回りは40.7%、投資金額530万円に対して含み益は2,129,470円、合計約736万円となりました。

※収益率は年利ではありません。また、信託報酬、月跨ぎのタイミング等により、利回りや含み益の計算は完全一致しません。

先月は投資資金520万円に対して2,264,309円(+44.1%)の含み益だったので、含み益は14万円ほど減りました。

米国株は利下げ観測で上がっていますが、円高速度の方が速いので評価額はじわじわ減少しています。

ここまで右肩上がりだった状況は、少し転換しそうです。

9月FOMCでの利下げが確実視されているので、利下げしなかった場合はググっと円安に戻す可能性もあります。

逆に0.25%ではなく0.5%の利下げを予想する声もあるので、そうなったら円高加速となりますね。

いずれにせよ、9月も引き続き相場には大注目という状況が続きそうです。

【参考】先月の記録 → 【月10万円/積立投資】52ヶ月目の成績と資産公開！金利差縮小と5,000万円割れ再び

なお、月10万円積立の銘柄については下記をご参考にしてください。

参考記事 : 【ドルコスト平均法】月10万円、投資信託(インデックスファンド)を積立！銘柄は？

また、住宅ローンのお得な戦略について、詳しくは下記の記事にまとめていますので、こちらもご参考にしてください。

参考記事 : 住宅ローンは35年、頭金なしがお得？フル活用して資産形成する方法！

2024年9月1日時点の全運用資産

ドルコスト平均法で淡々と月10万円積み立てていますが、私の投資はそれだけではありません。

ETF、個別株等、毎月25万円〜30万円程度投資しています。

8月は日本株が大暴落した日に、欲しかった優待株を少し買いました。

買ったのは、スシローを展開するFOOD & LIFE COMPANIES(3563)、丸亀製麺を展開するトリドール(3397)、焼肉きんぐや丸源ラーメンを展開する物語コーポレーション(3097)です。

いずれも株主優待で食事券がもらえ、家族で外食を楽しめる銘柄です。

どのお店も大好きなので、買い時を狙っていたのですが、暴落が起きたので購入しました。

あと、上場日本高配当ETF(1698)も追加で購入しました。

回復する確信はありませんでしたが、業績悪化や経済悪化による暴落ではないこと、割安感があったことから購入を決めました。

さて、上記を踏まえ、2024年9月1日時点の全運用資産の公開です。

※生活防衛費や保険、余剰資金(現金)は入っていないので、利確すれば減り、現金で投資すれば運用額は増えます。

2024年9月1日時点のポートフォリオは…

2024年9月1日現在の全運用資産は50,488,521円となりました。

円高と日本株安により、ガツンと資産が減りました。

5,200万円まで増え、それが数日で4,700万円まで500万円減り、そして5,000万円まで戻した形です。

もちろん、現金による資金投入も入っているので、単純に投資だけの値動きではありませんが、結構な値動きだったと思います。

なお、2024年8月1日(前回)は49,494,865円でしたので、前月同日比ではプラスを維持したということになります。

しかし日本株のスポット購入、投信の積立を考えると、ほぼトントンか、マイナスくらいだと思います。

なお、資産の詳細は後述しますが、投資信託はほとんどが株式で、先進国を中心とした外国株の投信を保有しています。

そのため、ポートフォリオの「投資信託」と「外国株」を足した金額が、日本以外の国に投資している金額に近いです。

2024年の9月1日時点のそれぞれのアセットの解説

それぞれのアセットについて、現状は次のとおりです。

なお、あくまで運用資産なので、現金は入っていません。

これまで円安が激しく、日本株ばかり投資して来たので、円高に戻すと日本株の割合が大きくなります。

円高に戻し始めたら、暫く米国株投資を再開ですね。

日米金利差を踏まえると、来年1月のNISA枠復活まで日本円で持っておいて、年初に一気に米国株に突っ込むのもアリかもしれません。

国内株式 : 資産額12,565,131円(前月11,443,910円)。高配当、優待銘柄メインです。日本株は買い増したので、資産額だけ見れば増えています。
国内ETF : 資産額596,200円(前月386,490円)。上場日本高配当ETF(1698)のみ。こちらも買い増したので増えてます。
外国株式 : 資産額10,942,984円(前月11,042,283円)。VIG、VYM等の米国ETFメインに個別株を少し持っています。米国株は最高値更新コースですが、やはり円高影響で減ってますね。
投資信託 : 資産額22,732,859円(前月22,910,438円)。投信もマイナスです。積立購入もしてるので、それを含めてこの減り方なので、なかなか厳しいです。
暗号資産 : 資産額270,945円(前月314,497円)。BTCとETHを保有中。仮想通貨もまた下がり始めてますね。円換算なので、ドルに対する円高の影響は受けるのだと思います。
確定拠出年金(iDeCo) : 資産額3,320,908円(前月額3,364,725円)。iDeCoも外国株メインなので減少。積立ていてこれなので、やはりなかなかの減り方です。