ついに新築のマイホームに住み始め、新しい生活が始まりました。
快適で素晴らしい生活ですが、重くのしかかるのが住宅ローンです。
私は少しばかり投資経験があるので、住宅ローンは繰上げ返済せず、運用したのち、想定以上に金利が上がるようなら一気に返済しようと考えています。
組み入れ銘柄や考え方等について書いていきます。
住宅ローン控除のあるうちは、繰上げ返済は勿体ない
以前の記事にも書きましたが、私は住宅ローンはなるべく多く借り、いつでも繰上げ返済できるような状態にしておくのが得だと考えています。
簡単にいうと、1%の住宅ローン控除(今からローンを組む人は0.7%)は現在住宅ローンの金利より低いこと。
0.1%の銀行の利子であっても、住宅ローン金利(私は現在0.42%)と比較するとバカにならないこと。
この二つが理由です。
参考リンク : 住宅ローンは借りれば借りるほどお得?理由を解説
※税制改正で住宅ローン控除は0.7%となりましたが、それでも繰上げ返済しない方が得です。
銀行の金利は現在0.01%程度のところが多いですが、ネットバンクでは条件によって0.1%の金利がつく場合があります。
少なくとも、住宅ローン控除は年末のローン残高の1%(0.7%)なので、住宅ローン控除があるうちは繰上げ返済しないほうが得になることが大半です。
※控除の上限に注意
私はあと13年間住宅ローン控除が続くので、13年間は繰上げ返済しないほうが得、ということになります。
預金だけでは勿体ない
私は楽天銀行を利用していますが、証券口座と繋いでいるので0.1%の金利がつきます。
そもそも住宅ローンの金利は0.42%なので、銀行に預けていても、無駄ではないと考えています。
しかし私は、13年間も現金を寝かせておくのは勿体ないと考えています。
そのため、リスクを抑えながら投資に回すことをおすすめします。
もちろん投資なので、リスクを低くすることはできてもゼロにすることはできません。
絶対に元本割れは嫌だ!という場合はおすすめできません。
参考記事 : 住宅ローンは35年、頭金なしがお得?フル活用して資産形成する方法!
スポンサーリンクドルコスト平均法でインデックスファンドへの投資がおすすめ!
大きく儲けは出ませんが、リスクを最小限にしながら、無難に資産を増やすことができるのが、ドルコスト平均法×インデックスファンドの組み合わせです。
ドルコスト平均法とは、簡単に言えば「決められた金額を決められた時期に買い続ける」という買い方です。
こうする事で、購入時の価額を平準化することができます。
また、インデックスファンドとは、「指標に連動することを目指したファンド」で、手数料が安いのが特徴です。
詳しく知りたい方は、ググっていただければたくさん記事が出てくると思います。
なお、私はNISAは別枠で使ってしまっていますが、積み立てNISAが使えればなお良いです。
SBI証券の積み立てアプリを使用
証券口座もどこでも良いのですが、手数料が安く、ファンドの種類が豊富な方が良いのは間違いありません。
おすすめは楽天証券かSBI証券ですが、他の証券会社ではダメ、ということはありません。
私は楽天証券はスポット購入をしているため、完全別枠で運用したかったので、SBI証券にしました。
SBI証券には「かんたん積立」というアプリがあり、本当に簡単に積立設定をすることができます。
簡単なアンケートに答えると投資スタイル診断してくれ、おすすめファンドを紹介してくれます。
診断はしなくても始める事ができますので、無視していただいて問題ありません。
組み入れ銘柄(おすすめ)
私は毎月20日に、10万円、下記の銘柄に投資をしています。
なお、先に断っておくと、こういう銘柄分散は実質無意味です。
多くのインデックスファンドは加重平均を採用しているため、本来は「全世界株式」や「全米株式」等に連動する一つのファンドを選んで集中投資するのが理に叶っています。
しかしそれじゃ放置するだけでつまらない!という方は、私のようにいくつか銘柄を選んで投資し、状況に応じて組み替えたりすると面白いと思います。
このように銘柄選びをすると分散のメリットが低下しますが、必ずパフォーマンスが下がるというわけではないので、結果は誰にも分かりません。
なお、総額10万円なので、パーセントに直していただければ、ご自身の積み立て金額に反映できると思います。
※途中で変更することもあるので、保有率とは異なります。
(大和)iFree 日経225インデックス
日経平均株価に連動することを目指したインデックスファンドです。
日本経済新聞社が選定した、日本を代表する225社で構成されています。
積立金額 : 5,000円
2022年5月追記 : 日本株は個別銘柄で投資していく方針を固めたため、購入をやめました。
(大和)iFree TOPIXインデックス
TOPIXと連動することを目指したインデックスファンドです。
日本の一部上場企業を対象として算出されている指数になります。
積立金額 : 5,000円
2022年5月追記 : 日本株は個別銘柄で投資していく方針を固めたため、購入をやめました。
(SBI)全世界株式インデックスファンド(除く日本)
全世界株式、所謂オールカントリーから、日本株だけを除いたものです。
日本株にも個別投資もしているので、多少でも減らしたい、という想いがあります。
無難に資産形成をしたい方は、これ一本でも問題ない、個人的には最もおすすめの投資信託です。
積立金額 : 55,000円
(大和)iFree NEXT NASDAQ100 インデックス
NASDAQ100と連動することを目指したインデックスファンドです。
アメリカ中心のハイテク株(GoogleやAmazon等)を中心に構成されています。
NASDAQ最強!という方はこのファンドがおすすめです。
積立金額 : 10,000円
(SBI)SBI・先進国株式インデックスファンド
FTSEディベロップド・オールキャップ・インデックスに連動します。
簡単に言うと、世界各国の様々な先進国株式の株価指数に連動します。
※中身は結局アメリカが多いです。
積立金額 : 5,000円
SBI・新興国株式インデックスファンド
FTSEエマージング・インデックスに連動します。
その名の通り新興国の株式を中心に投資するわけですが、これから新興国が成長していくと考える方は、このファンドの割合を増やしても良いと思います。
新興国株式が米国株式をアウトパフォームした時期もありますので、オールカントリー株式に敢えて新興国株式を持つことで、新興国株式の割合を増やすこともできます。
積立金額 : 10,000円
(ニッセイ)ニッセイ国内債権インデックスファンド
国内債権と連動することを目指したインデックスファンドです。
一般的に株価が下がると債権は上がると言われているため、不況下でのリスクヘッジになります。
積立金額 : 15,000円
2020年12月追記 :
投資期間を住宅ローン控除の13年間より伸ばす方針に転換したため、債券はやめ、全世界株式、S&P500、先進国株のウェイトをあげました。
超長期的に見れば、株式が最もパフォーマンスが高いとされているためです。
(ニッセイ)ニッセイ外国債権インデックスファンド
外国債権と連動することを目指したインデックスファンドです。
こちらも国内債権同様、リスクヘッジになります。
積立金額 : 10,000円
2020年12月追記 : 上記同様、投資期間を13年より伸ばす方針に転換したため、債券はやめて株式に変更しました。
超長期目線で考えれば、株式が優位であり、リスクヘッジの必要性は低いと判断したためです。
(三菱UFJ国際)eMAXIS Slim 国内リートインデックス
国内リートと連動することを目指したインデックスファンドです。
リートとは不動産のことです。
これは結構悩んだので、比率等を少し変えるかもしれません。
2021年6月追記 : 先進国リートに変更しました。
積立金額 : 10,000円
(三井住友TAM)SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジあり)
金価格と連動することを目指したインデックスファンドです。
金価格も同様、不況下でのリスクヘッジになります。
全世界が少しずつインフレを目指すため、安定的に期待できる投資先です。
積立金額 : 10,000円
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以上、私が住宅ローン返済のために積み立てているファンドを紹介しました。
まとめると、
- 日本株 0%
- 世界国株 55%
- 先進国株 5%
- 新興国株 10%
- 先進国リート 10%
- 国内債権 0%
- 外国債権 0%
- 金 10%
となります。
組み入れ銘柄は少しずつ変更させつつも、少なくとも住宅ローン控除が切れるまでの13年間は積み立てていくつもりです。
今のところ、全世界株を一定で持ちつつ、日本株、米国株、新興国株を調整していくつもりですが、自分でポートフォリオを作る楽しさを味わえるので、敢えてこんな感じの買い方をしています。
特に投資が好きではない方は、全世界株式(オルカン)に全額積み立てるのが最も簡単だと思います。
と言うより、自分であーだこーだやるより、結局その方がパフォーマンスが良くなる可能性が高いです。
でもそれだと楽しくない!という方は、このようにリバランスを楽しんでみるのもアリだと思います。
結果的に、あなたの選んだポートフォリオが最もパフォーマンスが高くなる可能性だってあります。
毎月の損益は下記のカテゴリでご紹介していますので、参考にしてください。
参考カテゴリ : 金融資産・運用成績公開
また、その他、投資に関する話を、こちらのカテゴリにまとめています。
カテゴリ : 投資・資産形成の話