我が家の中には単三電池を使うものが多いため、電池は全て充電式にしていました。
充電池は値段が高いですが、使用回数を考えれば、一定以上使用する人は充電池の方がお得になります。
必要になる度に少しずつeneloop(エネループ)を買い足していたのですが、値段の高さがネックでした。
今回、楽天市場で「POOL(プール)」という充電池を格安で手に入れましたので、感想を書いていきます。
我が家の電池は全て充電式
我が家は単三電池を良く使うのですが、全ての電池を充電池のeneloopにしています。
充電池自体の値段が高いのですが、単三電池は頻繁に使用していますので、コスパ自体は悪くないと思います。
また、環境への意識が特筆して強いわけではないですが、乾電池は捨てるのがとにかく面倒臭いです。
我が家においてゴミ捨ては私の役目なのですが、電池は有害ごみのため、なかなか捨てるタイミングが来ません。
そして家の片隅に廃電池が溜まっていき、見るたびに気分が悪くなっていたのです。
また、近年電池による発火事故が相次いでいますが、廃電池を置いておくことは発火のリスクが高まるため、おすすめできません。
子供のおもちゃが増えて使用頻度が上がった
我が家の乾電池使用量は、世の中を見れば平均的だと思います。
しかし子供が生まれて、子供のおもちゃに電池を使うようになってからは、単三電池の使用量が大幅に増加しました。
たとえば、アンパンマンのピアノ(おもちゃ)。
単三電池4本で動いているのですが、子供が遊ぶとガンガン電池が減っていきます。
こういったものは充電池で利用する妙味がありますよね。
反対に時計等の長持ちする機器は、充電池を使ってしまうと価格負けしてしまいますので、使い捨て乾電池で良いかもしれません。
スポンサーリンクこれまでeneloop(エネループ)を使っていた
これまで私はeneloopを購入し、使っていました。
eneloopは昔から評判の良い充電池で、私も長らく愛用しており、非常に使い勝手が良いです。
安心の日本製で、Panasonic(パナソニック)ブランドというのも信頼できます。
ただし、eneloopは電池そのものの値段が結構高いので、使い捨て乾電池との損益分岐点は少し高めです。
先ほどご紹介したように、月1回程度の頻度で4本も消費するのであれば、明らかにeneloopの方がお得です。
他にも、趣味のキャンプで使うランタン等では、キャンプに2回くらい行くと単三電池6本消費するので、これらもeneloopの方がコスパが良いです。
しかし年に数回しか交換しないようなものについては、使い捨て乾電池の方がお得なこともあります。
充電池と言っても徐々に最大バッテリー容量は減ってきますので、「充電池を買っておけば死ぬまで永遠に電池に困らない」というものではありません。
楽天スーパーセールでPOOLという電池を買ってみた
充電池を使うにあたって、「お得かどうか」という点は重要です。
ゴミが出ないので手間がかからない、環境に優しい、というのも大きなメリットですが、やはり「充電池で得した」と思えるくらいが良いです。
しかしeneloopは値段が高めなので、そこそこ頻繁に使わなければ元を取ることができません。
そこで今回購入したのが、「POOL」という充電池です。
楽天スーパーセールでeneloopを買い足そうとしたときに見つけたのがこの電池です。
eneloopであれば4本で1,500円程度するところ、POOLは8本で1,780円でした。
半額とまではいきませんが、それに近い値段で購入することができます。
かと言って、POOLがeneloopの劣化版かと言うとそうでもなくて、POOLは2,150mAh、eneloopの通常モデルが1,950mAhの容量となっています。
eneloopは10年後でも70%のバッテリー容量があるとされていますので、POOLも10年超の利用で比較しないと分かりませんが、10年単位で考えるほど高価なものでもないような気がします。
少なくとも、購入して使った感想としては、eneloopと価格の差は感じられませんでした。
電池ケースはついてこない
実際のところ、細かいスペックが価格差に現れていて、eneloopとPOOLでは5年後に大きな違いが生まれているかもしれません。
そこまで先のことは分かりませんが、購入段階ですぐに感じた違いは、eneloopには電池の収納ケースが付属していたことです。
発火の危険があるため、基本的に電池は専用ケースに入れて保管することが求められますが、POOLにはケースが付いておらず、紙の外箱に入っていました。
▲外箱のデザインはなかなか良いので、そのまま収納ケースとしても使えるが、耐久性は低い。
電池は保管中に発火するリスクがあり、それはほとんどの場合、電池同士や電池と金属が触れ合って発火します。
そのため、電池を絶縁素材のプラスチックケースに収納しておくことで、発火のリスクを抑えることができます。
電池のケースは100円均一でも購入できるので、それほど高価なものではありませんが、わざわざ買いに行かなければいけないのは手間ですよね。
▲eneloopに付いてきたケースに入れてみた。やはりプラスチックケースは欲しい。
スポンサーリンクPOOLはeneloop の充電器で充電可能
私がPOOLの充電池を選んだのは、販売ページに「eneloopの充電器で充電できます」と書いてあったからです。
そもそも他社製品の名前を出すのは微妙な気がしますが、まぁそれは置いておいて、eneloopの充電器で充電できるのは助かります。
▲単3電池を4本充電できるeneloopの充電器を二つ持っているため、同時に8本の充電が可能。
上述のとおり、我が家はこれまでeneloopを購入してきているため、eneloopの充電器で充電できないと、別に充電器を買わなければいけなくなります。
充電器代も決して安いものではありませんし、電池のタイプに合わせて充電器を変えなければいけないのは面倒です。
余談ですが、これがappleだったら、eneloopの充電器を自社でしか使えない仕様にして囲い込んでいたと思います。
iPhoneでしか使えないライトニングケーブルにして、iPhoneにしかデータ移行できない仕様にしてあるのも、将来を見越した戦略でしょう。
汎用性が高い方が便利ですが、日本企業はこういった戦略の弱さがありますよね。
感想、まとめ。POOLは充電池をたくさん使う方におすすめ!
少し話が逸れましたが、POOLの充電池は、値段が安く、十分な機能があるため、充電池をたくさん使う方にお勧めです。
8本で1,780円でしたので、24本買っても5,000円強で済みます。
一般的な家庭であれば、24本あれば十分使いまわすことができます。
ただし、充電器は別売りとなりますので、これまでeneloop等を使っていない場合は新たに購入する必要があります。
電池は消耗品ですが、乾電池は簡単に捨てられないのが面倒です。
5,000円程度であれば、この際一気に充電池に切り替えてみるのも良いかもしれません。