「カリンバ」という楽器をご存じでしょうか。
オルゴールのような、非常に澄んだ綺麗な音色の楽器です。
今回、カリンバを買って練習してみましたので、感想を書いていきます。
おうち時間が増える中で、ゆっくりコツコツと楽しめる趣味だと思います。
カリンバとは?
カリンバとは、アフリカの民族楽器で、指ではじくオルゴールのような楽器です。
オルゴールの音色が好きな人は多いですが、オルゴールは一周するたびにまた初めから再生されるので、少し物足りない気持ちもあります。
カリンバであれば、綺麗な音色を無限に奏でることができます。
▲カリンバは弦を弾くとオルゴールのような優しい音色が出る、片手サイズの楽器。
ピアノと同じようにドレミファソラシドで奏でるので、ピアノ経験があれば、初心者でもそれなりに弾けるのが魅力です。
もちろん、奥が深い世界でもありますので、プロのような方の演奏は本当に感動します。
戸建てはもちろん、マンションでも大丈夫
自宅で楽器、というと、戸建て住宅の特権のようなイメージがあるかもしれませんが、カリンバ程度のボリュームであればマンション等の集合住宅でも可能です。
▲カリンバは中央に空いた穴で音を増幅させるが、弦を弾く音自体が大したボリュームではない。
ただし、窓を開けて演奏すればさすがに外に聞こえますので、窓は閉めておいた方が良いでしょう。
ボリュームとしてはYoutubeでハラミちゃんのピアノを見るのと大差ないので、生活音レベルだと思って問題ないでしょう。
楽器でありながら、集合住宅でも挑戦できるのはカリンバの魅力と言えるのではないでしょうか。
テレビの音が漏れるようなら要注意
ただし、「窓を開けて演奏しない方が良い」というように、全く音がしないわけではありません。
アパート等では生活音であっても苦情を言ってくる人もいますので、カリンバと言えど環境によっては注意が必要です。
目安として、普通にテレビを見ていて苦情を言われたり、友人と会話をしていて苦情を言われたりするようであれば、カリンバでもトラブルになるかもしれません。
数多ある楽器の中で、カリンバは小さい音量で楽しめますが、無音ではないのでご自身の状況を鑑みながら判断すると良いでしょう。
スポンサーリンク弾き語りというよりも、奏でて楽しむオルゴール
私はアコギやウクレレを弾きますが、メインは弾き語りです。
初心者向けの教本を買っても、大抵は弾き語り用の楽譜がついています。
しかりカリンバの場合は、弾き語りではなく演奏です。
ピアノの演奏のようなもので、それを弾きながら歌うというよりも、楽器を奏でるのを楽しむ感じです。
▲カリンバの教本も演奏用のものが基本。初挑戦の方は一冊は持っていた方が便利。
もちろんピアノでも弾き語りができるように、カリンバでも弾き語りは可能ですが、弾き語り用の教本はあまり見たことがありません。
カリンバはまだまだ楽譜の数も少ないので、有名な曲で弾き語りを楽しみたいのであれば、別の楽器の方が良いかもしれません。
なお、私が購入した教本にはドレミファソラシドのシールが付属していました。
カリンバは鍵盤の位置を覚えるのが大変なので、これがあるだけで全く違います。
▲シールを貼っても音色は変わらない。(厳密に言えば素人には違いが分からないだけかもしれないが…)
他の楽器とのセッションも楽しい
我が家にはウクレレ、アコギ、そしてカリンバがあるのですが、他の楽器を合わせて演奏するのも楽しいです。
カリンバは優しい音色なので、他の楽器はあまり邪魔しないように弾くのがコツかもしれません。
▲カリンバの鍵盤(弦)は細く、ボリュームも小さいので、他の楽器も小さく静かに弾くのが丁度良い。
やってみて感じたことは、きっとどの楽器でも、違う楽器とセッションするのって楽しいんだろうな、ということです。
学生時代にバンドしてた人は、きっと最高の時間だったんでしょうね。
自宅でできるレベルなので、あまり激しい音は出せませんが、綺麗な音色で癒しのおうち時間を楽しめます。
夫婦やカップル、家族で素敵なおうち時間を過ごすのにおすすめです。
スポンサーリンクオルゴールが好きな方であればただ弾くだけでも楽しい
「オルゴールの森」というオルゴール専門の観光スポットがあるくらい、オルゴールには人を惹きつける不思議な魅力が詰まっています。
金属をピンッと弾くことによって鳴る音ですが、なんとも心地良い、癒される音が鳴ります。
オルゴールの音が好きで、家に持っているような方であれば、カリンバは間違いなく気に入ると思います。
思いのままポロンポロンと鳴らすだけでも楽しいですし、「きらきらぼし」のような簡単な曲ならすぐ弾けるようになります。
「きらきらぼし」も、オルゴールで聴くと本当に美しいですよね。
感想、まとめ。カリンバでおうち時間を楽しく!
カリンバを買ってみて、おうち時間がより楽しくなりました。
サイズが小さいので、ベッドやソファ等、どこでも演奏することができます。
▲手軽に持ち運べ、デザインも可愛く、そして音色も美しいカリンバにはたくさんの魅力が詰まっている。
旅行や里帰り等、あらゆる場所に持ち運べるのもカリンバの魅力と言えるかもしれません。
どこか海の見える美しい場所に行って、心を無にしてカリンバを奏でてみたいものです。
▲商品にもよるが、持ち運び用のケースが付いているものも多いので、簡単に旅先に持っていける。
実際はそんな機会はありませんが、カリンバはそんな絵になることも妄想できる、素敵な楽器です。