我が家は子供が小さいため、ベッドから落ちると危ないので、すのこの上に布団を敷いて寝ていました。
しかしすのこではカビて来てしまうのと、やはり快適性に欠けるので、ローベッドを買うことにしました。
ローベッドはその名の通り低いベッドで、子供が上から落ちても怪我をしない高さになっています。
ローベッドの中でもシングル、セミダブル、ダブルといった各サイズを自分で連結して使える「ファミーユ」を購入しました。
私は楽天市場で買いましたが、Amazonでも売っているようですね。
連結ローベッド「ファミーユ」のスペック概要
まずはファミーユのスペックの特徴を簡単に書いていこうと思います。
ファミーユにはシングル・セミダブル・ダブルの三種類のフレームがあり、それぞれのフレームを連結して一つのベッドとして使うことができます。
▲ファミーユのサイズスペック。写真はダブルサイズのものだが、縦の長さは同じ。
つまり、クイーンサイズやキングサイズといった規格はないですが、シングルサイズやダブルサイズを組み合わせることによって、それに近しいスペックを作ることは可能となります。
縦は212cmと一般的なベッドと同じサイズなので、普通の敷布団がぴったり収まります。
横のサイズは上述の通り、接続数によって無限に増やすことができるので、部屋の大きさや用途に応じて調整できるのが魅力です。
また、もう一つの特徴として、高さ9.5cmしかないローベッドである、という点があります。
小さい子供がいるご家庭や、お体の事情、ペットの事情等諸々の理由によって高いベッドが使えない方におすすめです。
頭の上には約8cmの物置スペースがあるので、目覚まし時計やメガネ等を置くことができます。
また、コンセントもベッド1つにつき2口用意されていますので、タコ足タップを使う等すれば家族で寝ても不自由を感じることはないと思います。
▲ベッド上部のヘッドボードやコンセントは、ファミーユのアピールポイントの一つ。
ベッドサイズ、布団セットも組み合わせ自由
ファミーユはベッドサイズの組み合わせと、敷布団セットの有無を選ぶことができます。
ベッドサイズの組み合わせですが、ベッド単体でも購入することができますし、2つのベッドをセットで購入することもできます。
ベッドのサイズも選ぶことができるので、例えばシングルサイズとダブルサイズの組み合わせや、セミダブルサイズ2つの組み合わせ等も可能です。
▲ファミーユは金具をドライバーで留めて接続する。金具とファミーユ本体さえあれば、無限に繋ぐことができる。
我が家はシングルサイズとセミダブルサイズの組み合わせを購入しました。
また、これまでシングルサイズのベッド・布団を使っていて、ファミーユの購入をきっかけにセミダブルやダブルサイズデビューする場合等にも、布団をセットで購入できるので簡単です。
ただし、ベッドを2つセットで購入する場合、一つだけ布団セットということはできませんのでご注意ください。
たとえば我が家の場合、シングルとセミダブルのベッドを購入しましたが、シングル布団は持っているのでセミダブルの布団だけセットにする、ということはできませんでした。
シングルベッド単体と、セミダブルベッドの布団セット(単体)を別々に購入する選択肢もありますが、楽天市場の場合は送料が二重にかかってしまうので、布団だけ別に購入したほうが得でした。
そのため、我が家はセミダブル用として別に布団を購入しましたが、布団単体で購入しても意外と安いものも多いので、別々に買った方がコスパが良くなる場合も多々あると思います。
スポンサーリンクセミダブルとシングルを買ってみた
我が家は元々シングルサイズの布団を2つ並べて子供と寝ていましたが、子供が3歳になり、狭くなってきたので、セミダブルとシングルの二つを買いました。
感想としては、セミダブル2つでも良かったかなーとは少し思っています。
▲シングルとセミダブルのローベッドを接続した様子。木目の方向がバラバラで恥ずかしい。
しかし部屋の広さが問題なければ、シングルベッドをもう一つ足すことができるのもファミーユのメリットです。
子供が生まれたらシングルベッドかセミダブルベッドを買い足して、更に広いベッドを作ろうかと考えています。
そのまま使ってくれるかは分かりませんが、子供が大きくなって自分の部屋を持ったら、切り離してあげるのも良いかなと思っています。
こうした柔軟な使い方ができるのは、連結式のベッドならではだと思います。
組み立てがめちゃくちゃ大変
連結式ローベッドのファミーユは大変素晴らしい商品だと感じていますが、唯一にして最大のデメリットは、組み立てが大変なことです。
1人でもできないことはないですが、かなり時間と力が必要です。
セミダブルとシングルベッドを夫メインで組み立てた我が家は、土曜日がほぼ1日潰れてしまいました。
▲部品のほんの一部。ほぼ木の板のまま入っているので、ネジや金具は自分で取り付ける必要がある。
グリップ部分がプラスチックの安物ドライバーを使っていたためか、手が赤くなり、ヒリヒリするくらい力が必要でした。
もう少し工場で組み立てられそうな部品もある気がしますが、その分値段が抑えられていると考えると、仕方ないとは思います。
ベッドの組み立ては大変ですが、技術的にできない難しいことはないので、「ファミーユは組み立てが大変だ」という覚悟さえ持っておけば問題ないと思います。笑
▲ヘッドボードとフレームを作った様子。ここまでくるとほぼ完成だが、ここまでがめちゃくちゃ大変。
ゴムハンマーはあるとベター
ドライバーは必須で必要ですが、ゴムハンマーもあると良いです。
組み立てには木のピン(杭)を刺す必要があり、うまく刺さらない時にゴムハンマーで叩くとスムーズに組み立てができます。
▲我が家のゴムハンマー。キャンプで使っていたものなので少し汚い。
私が組み立てた限りでは、ゴムハンマーがなければ組み立てできないような箇所はありませんでしたが、ゴムハンマーを使った箇所は2か所ありました。
どちらも体重をかける等すればゴムハンマーがなくても進んだとは思いますが、ゴムハンマーがあった方が楽なのは間違いありません。
また、パーツや穴の大きさは商品ごとに個体差があるので、商品によってはゴムハンマーがないと組み立てできないような状況にならないとは限りません。
取扱説明書にもゴムハンマーがあると良い、と書いてあるので、可能な限り用意しておいた方が良いでしょう。
▲説明書にもゴムハンマーの絵が出てくる。ちなみに写真左側の液体はボンド(付属品)。
電動ドライバーは使ってしまった(自己責任)
なお、「インパクトドライバー」と言われる電動ドライバーは使用しないように記載されています。
これは回す力が強すぎるため、ベッドを破損させてしまうからです。
しかし私が持っているのは安物の電動ドライバーで、手で力を入れた方が早いくらいの出力しか出ないものなので、楽をするために使ってしまいました。
▲我が家の電動ドライバー。使っていいとは書いていないので自己責任だが、手が痛くて使ってしまった。
出力が高い電動ドライバーは基本的には使用しない方が良いですが、うまく力の入れ具合を調節できるのであれば、自己責任の上で使用するのはありかもしれません。
正直、手が痛くなるくらいドライバーを回さなければいけないので、電動ドライバーを使うことでだいぶ楽になるのは間違いありません。
スポンサーリンクベッドらしさがあってとても雰囲気が良い
ファミーユは一般的なベッドと異なるローベッドですが、実際に使ってみて、布団を敷くのとはやはり違いを感じます。
ベッドとは言え布団は定期的にあげて干した方が良いですが、床に直接布団を敷いていると床にダメージを与えてしまうので心配です。
また、たとえ9.5cmでも、高さがあるだけで「ベッド」という雰囲気は大きく変わります。
コンセントや頭上の物置スペースも非常に便利ですし、これがあるだけで「ベッド」という印象にグッと近づきます。
▲ヘッドボードにあるコンセント。スマホを充電するくらいなら二口で十分だが、必要に応じてタコ足を使っても良い。
床に布団を敷いて寝るのとベッドで「見た目」に関する違いは、高さとこうした便利機能になるので、これがあるのとないのとでは大きく違います。
ファミーユは一般的なベッドと布団を敷くのとの丁度中間くらいに位置するので、ベッドの雰囲気や、コンセントや物置台等に魅力を感じる方にもおすすめです。
感想、まとめ。ファミーユなら小さい子供がいても安心!
今回は楽天市場で買った連結ローベッド、ファミーユをご紹介しました。
我が家は小さい子供がいるので、低いベッドが欲しかったため、丁度良いものを探していました。
▲ファミーユの組み立て途中。この上に天板を乗せれば完成。
ローベッドなので一般的なベッドよりも「ベッド感」はありませんが、子供が小さいうちはこれで十分だと思います。
子供が生まれたり、成長して一緒に寝なくなったりした時に臨機応変にベッドの形状を変えることができるのも、ファミーユの魅力と言えます。
最大のデメリットは組み立ての大変さですが、一度組み立ててしまえばあとは関係ないので、最初に覚悟さえあれば大丈夫です。
あ、もう一つデメリットを挙げるとすると、段ボールはちょっと臭いです。(ベッドは臭くありません)
これも組み立ててしまえば関係ない話ですが、到着してから休日に組み立てるまでの間は、寝室に置いておかない方が無難だと思います。笑