会社の理不尽な人事異動の保険に資産形成が非常に重要だという話

退職を考える男性投資・資産形成・FIRE

最近は働き方改革が叫ばれ、単身赴任を廃止する企業も出てきました。

しかし私が勤める企業は古い体質のため、まだまだ単身赴任のリスクがあります。

そのため、万が一単身赴任が発令された際に転職やダウンシフトできるように金融資産を築く、というサイドFIREを一つの指標としています。

 

ここではFIREの解説はしませんが、簡単に言えば「FIRE=金融資産を構築し、早期リタイアを目指す」というものです。

スポンサーリンク

人生の幸福について考える

家族団欒のイラスト

「ワークライフバランス」という言葉が一般に浸透して、何年くらい経ったでしょうか。

生きるために一生懸命だった時代から、幸福の質を追求する時代へ変わってきました。

 

人間は生まれてから死ぬまで、何万時間という時間を生きるわけですが、その時間のうち何%を「幸福」が占めていたか、それが重要だと思います。

多様化する価値観と、それを認め合う文化が広がる中で、自分の人生にとって何が幸せかを改めて考える必要があります。

 

私の場合、少なくともそれは仕事のやりがいや達成感等ではなく、家族と過ごす時間、友人と過ごす時間にあると思います。

そんな価値観の私にとって、単身赴任は真逆のもので、すんなりと割り切れるものではありません。

そもそも単身赴任ではなくても、会社から理不尽な人事発令がされることはあり得ます。

単身赴任になったらFIRE、というのはタイミング次第

炎のイラスト

単身赴任になったら転職する、という考えでも良いですが、転職市場もそう甘いものではありません。

現状でも、年収を200万円程度下げなければ転職できないことが痛いほど分かります。

今のうちに転職したり、資格を取ったりする、という準備もできますが、FIREを目指す私は最大限の給与で投資に回す方が効率が良いと判断しました。

 

しかしいつ単身赴任になるか明確に分からない中で、時間的余裕はありません。

そのため、いざ単身赴任の辞令が出たとしても、その時点でFIREできるかは分からないのです。

スポンサーリンク

ダウンシフトであれば現実的

下方向の矢印

単身赴任の辞令が出た時にFIREできるかどうかは、かなり微妙だと思っています。

というよりも、どちらかと言うと厳しいと考えています。

 

しかし全く働かないのではなく、例えば週3〜週4勤務にしたり、自宅の近くで働いたりしながら生きる、という「ダウンシフト」は可能です。

仮に契約社員等になった場合、大手企業で働いているよりも圧倒的に給与は下がりますが、金融所得があればある程度の労働でも十分です。

 

例えば週3(15日勤務)で1日1万円稼いだとして、15日で15万円です。

これに配当所得、副業収入等を合わせれば、十分な収入が見込めます。

「配当+労働収入=支出」にする

家計簿をつける女性

例えば、資産を5,000万円貯めたとします。

FIREには心許ないですが、配当利回り3%(税引き後)であれば150万円の配当収入が入ります。

 

配当利回り3%(税引き後)は、米国の高配当ETF等に投資をすればリスクを抑えつつ可能な領域です。

(4%ルールで取り崩しても良いですが、高配当株による配当収入で確保した方が安定度と心理的ハードルが低いので、できれば配当収入だけで計算したいため。)

 

つまり、5,000万円の金融資産があれば、月12万5千円の配当収入が入ってきます。

仮に週3で働いて手取り月10万円の労働収入があったとすると、合計で月22万5千円の所得になります。

仮に妻も週3で勤務し、同様に手取り月10万円稼いだとすると、家庭の収入は32万5千円(手取り)となります。

手取り年収は400万円弱なので、額面年収500万円と言ったところでしょうか。

このくらいであれば、子育てしていてもギリギリ何とかなる範囲ではないか?と感じます。

 

しかし住宅ローンを考えると少し厳しいので、5,000万円を最低基準として、どこまで金融資産を伸ばせるかが勝負となってくると思います。

ギリギリ生活ではなく、サイドFIREをしながらも資産を増やしていけるくらいの余裕がないと、老後の生活に不安を抱えることになってしまいます。

そのため、金融資産5,000万円であればダウンシフトではなく、年収が下がってもホワイト企業への転職を目指す、という形になりそうです。

 

ここでは細かい計算はしませんが、言いたいことは、ある程度労働をする意思があれば、莫大な金融資産がなくても、理不尽な人事異動から逃げる事は現実的です。

もちろんただ労働収入をするつもりはない

上記で労働収入を例に挙げたのは、確実な収入源だからです。

当然ながら、新たな投資や副業のような資産形成は、継続して行っていく必要があります。

 

ブログやYoutubeをはじめ、今はライブ配信や物販等、稼ぐ手段は多種多様になりました。

単純な労働に頼るのではなく、ノウハウを積み重ねることができる収入を持つ方が、自分自身の「資産」になります。

これらは資産形成をブーストすることもできるので、サラリーマンをしながらもスキルを培っていくことができます。

会社の「理不尽な人事」は人生のリスク

保険会社

人生は様々なリスクと隣り合わせなので、保険に入り、リスクヘッジを行います。

しかし病気やケガの保険はあっても、「会社から理不尽な人事異動を命ぜられたときに使える保険」というものはありません

 

しかしこれは人生をめちゃくちゃにされる可能性のある、大きな大きなリスクです。

保険のように「加入したら安心」というわけではありませんが、その回避策はなんとかして持たなければいけません。

これこそまさに「金融資産」が答えであると言えます。

 

人生はお金が全てではありませんが、労働が時間をお金に変える行為であるとするならば、お金で時間は買え、人生を買えることとほぼ同義になります。

もちろん買える時間や幸福には上限がありますので、無限にお金があっても仕方ないですが、ほとんどの日本人はまだまだお金で買える幸福の枠がたくさんあります

スポンサーリンク

感想、まとめ。QOLの向上を最優先に考える

お金を育てる人のイラスト

人生は判断と確率の積み重ねです。

絶対的に正しい判断、というものはこの世に存在せず、結果的にどうなったかで正誤が決まります。

そんな判断を行う時に意識するのが、QOL(Quality Of Life)というもので、日本語では人生の質、とも言うことができます。

お金は間違いなくQOLを高めるための道具ですが、お金を稼ぐために長時間労働を強いられたり、家族と離れ離れになったりすることは、QOLを高めているとは言えません。

 

会社は容赦なく、そして唐突に理不尽な人事を言い渡します。

そしてQOLを高めるために必要な「お金」を人質にされ、我々労働者は受け入れるしかありません。

そんな時に「じゃあ辞めます」と言えるかどうか、仮に言わなくても「そう言える準備があるかどうか」は、人生において大きな意味を持つと考えています。

タイトルとURLをコピーしました