政府のNISA改正案が発表され、投資家界隈で大きな話題となりました。
本当に楽しみで、色々と妄想が捗ります。
今回は今分かっている情報と、個人的な投資戦略と考えていることを書いていきます。
なお、2022年12月15日現在の情報ですので、古い情報の可能性がありますので、その点はご注意ください。
【↓動画でも解説しています↓】
今分かっている新NISAの情報
まずは執筆時現在、分かっている情報を書いていきます。
- つみたてNISAと一般NISAを併用でき、一般NISAは「成長投資枠」という名前に変更。
- 年間投資可能額は、つみたて120万円、成長投資枠240万円の合計360万円。
- 生涯投資可能額は積立600万円、成長投資枠1,200万円。
- 2024年から開始され、2023年までのNISAとは別物として管理(移管等はされない)。
ざっと分かっているのは、こんな感じです。
複利の力を考えると、なるべく早くNISA口座は満額にしたいですが、年間360万円はなかなかハードル高いです。
特定口座で保有している株を売却し、NISA口座に移すことも選択肢に入れ、検討していく必要がありそうです。
FIREを見据え、成長投資枠では永久保有の配当マシーンを作りたい
私の投資方針を書いていこうと思いますが、まず前提として個人的な方針なので、参考にするしないも、自己責任でお願いします。
私の戦略としては、まずは成長投資枠を優先して埋めていきたいと考えています。
将来的にFIREを見据えるのであれば、NISA枠は高配当株・ETFで埋め、永久保有の配当マシーンを作りたいと考えています。
私のFIREの出口戦略は、4%ルールではなく配当で生活することだからです。
非課税でキャピタルゲインを狙うのもアリですが、年間240万円しか投資できないことを考えると、1,200万円を高配当株で埋めるためには最低でも5年かかります。
FIREをする時に急にNISA口座を高配当株に変えることはできないので、優先的に配当マシーンを作っておきたいのです。
スポンサーリンク銘柄の入れ替えが必要ないETFが有力
高配当株は個別株ではなく、ETFが良いでしょう。
年間240万円しか投資できないことを考えると、売却して銘柄の入れ替えができる金額も限られてきます。
ETFであれば、売買せずに入れ替えができるので、年間投資可能額を消費する必要がありません。
個別株でも魅力的な高配当株は多々ありますが、生涯保有となると、私の知識では選べません。
ただし、個別株は240万円以下にし、必要に応じて入れ替えるというのは戦略としてアリなので、240万円は日本の個別株にするかもしれません。
外国税額控除を加味しても、増配傾向にある米国高配当ETFが良い
一般的に、NISAは外国税額控除を受けられないので、米国株は日本株と比較してNISAの恩恵が小さくなります。
人によって状況は変わりますが、簡単に言えば日本株は20.315%非課税になりますが、米国株は10.315%しか非課税になりません。
(外国税額控除を申告すれば特定口座でも10%戻ってくるため)
しかしそれを加味しても、米国の高配当ETFの方が、投資先としては良いと思います。
日本株よりも米国株の方が増配傾向にあるため、永久保有であれば、10%の差は埋まると考えているためです。
また、長い目で見れば円安方向であるとは思いますので、そういった意味でも米国の高配当ETFが良いと考えています。
VYMかHDVが最有力候補
米国の高配当ETFといえば、VYM、HDV、SPYDあたりが人気ですが、今のところHDVかVYMを検討しています。
SPYDは不動産も含み、ボラティリティが高くなりがちなので、永久保有の候補からは外そうかな、と考えています。
過去の傾向としてはVYMが最もパフォーマンスが良いですが、キャピタルゲインを無視して、安定して配当金(インカムゲイン)を得ることだけを目的とするなら、HDVに魅力を感じます。
しかし増配率はVYMの方が高い傾向にあるので、永久保有ということを考えると、VYMにも魅力を感じます。
この3銘柄のどれが良いかは価値観にもよりますが、今のところはHDVかVYMがいいかなーとは考えていますが、もしかしたら3銘柄バランスよく保有するかもしれません。
ここはまだ1年間あるので、もう暫く悩もうと思います。
スポンサーリンクつみたて枠は可能な限り埋めるが、FIREを考えるとまずは成長投資枠か
つみたてNISAの枠は年間120万円、つまり月10万円投資可能ですが、この枠は自分の経済力と要相談です。
現在月10万円行っている積立は家族共通口座に紐づけている別の証券口座で行っているので、少し勿体無いですがこちらはNISA枠は使わずにいきます。
その他に月5万円積立てているので、こちらはつみたてNISA枠に投資しようかと思います。
5万円まではクレジットカード決済でポイントが付くことを考えると、無理に5年で埋めなくても、10年かけて積立てても良いと考えています。
そもそも資産形成フェーズが終わり、FIRE達成時は高配当ETF・株に入れ替える予定なので、そこまで重要視していません。
感想、まとめ。5年で永久配当マシーンを作る!
新NISAに対する妄想的な投資戦略を書いてみました。
まだ1年間考える時間があるので、方針は変わっているかもしれませんが、今はこんな感じかなーと思います。
投資戦略って、考えているだけでワクワクしますよね!
お金の話は嫌われがちですが、これほど将来に希望を持って話せることも、この歳になってくると珍しいのではないかと思います。
まずは2024年から、年間240万円埋められるNISA枠を、給与だけで埋めていきたいですね。
それだけで1,200万円資産が増えているので、その頃にはかなりFIREに近づいているのでは!?とワクワクします。
FIREを目指す人も目指さない人も、将来の資産を皮算用して、ワクワクしてみてはいかがでしょうか。
ps.運用中のポートフォリオを公開していますので、参考にしてください。
参考カテゴリ : 運用資産公開