楽天ポイントが仮想通貨に!?「ポイントビットコイン」をやってみた

ポイントビットコインのロゴ投資・資産形成・FIRE

楽天スーパーポイントは、今や通貨のようなもので、実質的に「換金」に近いことができます。

というのも、楽天ポイントで投資信託を買うことができるので、それを売れば現金で帰ってくるのです。

参考記事 : 【初心者向け】なぜ楽天がお得なの?活用方法とおすすめサービスを解説【楽天経済圏】

 

一定程度のリスクはありますが、1日で売ってしまえばほとんど価格差はありません。

そんな実質的な通貨である楽天ポイントで、ビットコインに疑似投資ができる「ポイントビットコイン」なるものをやってみました。

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ポイントビットコインのサービス概要

ポイントビットコインのロゴ

投資に興味がない方でも、「ビットコイン」という言葉は聞いたことがあると思います。

ビットコインの詳しい説明は省略しますが、投機的な側面を持つため、そのボラティリティ(価格変動率)の高さが際立つ投資対象です。

 

しかしビットコインを買うためには、仮想通貨(暗号資産)取引所に登録をし、口座開設をしなければなりません

口座の開設には本人認証が必要となる等、手間がかかりますので、すぐに始められるものではありません。

 

しかしポイントビットコインを使えば、楽天スーパーポイントを使って誰でも気軽にビットコインへの投資を疑似的に楽しむことができます。

楽天スーパーポイントでビットコインと同じ運用ができる

楽天グループのロゴ

ポイントビットコインとは、楽天ポイントを使ってビットコインの疑似投資ができることです。

このサービスが出る以前に、日経平均と連動する疑似投資ができるサービスがありました。

これらのサービスはTポイントでも導入されており、貯めたポイントを使って投資の体験ができる、というものです。

 

今回、ボラティリティの高いビットコインでの疑似投資ということで、楽しんで投資体験を行うことができるでしょう。

※擬似投資ですので、マイナスになる可能性があります。

ビットコインを買うわけではない

ビットコインのイラスト

ポイントビットコインは、あくまでビットコインと同じ値動きをする指標にあわせてポイントを運用するものです。

非常にややこしい表現ですが、これはポイントでビットコインを購入するわけではない、ということです。

 

仮想通貨取引所でビットコインを購入すれば、そのビットコインは自分のものになり、資産になりますが、ポイントビットコインはそうではありません。

あくまで自分の持ち物は「楽天スーパーポイント」だけで、その価格を変動させているのです。

 

後ほど解説しますが、これは楽天側にとっては大きな違いがあります。

ユーザー側にとっては、楽天が「ポイントビットコイン」のサービスを終了した時点で強制的に清算されるリスクがある、という点でしょうか。

運用上限は30,000ポイントまで

ポイントビットコインはいくらでも投資できるわけではなく、30,000ポイントが上限となります。

これは楽天側の損失を限定すると同時に、あくまで体験であることを意味しています。

 

ポイントビットコインは楽天スーパーポイントの使い道の一つであり、本格的に資産形成をする手段にはならない、ということです。

しかし30,000ポイントあれば楽天トラベルで旅行に行けるくらいの収益になるなる可能性はあります。

 

いつまでポイントビットコインのサービスが続くか分かりませんが、仮に数年間のサービスだったとしても、ビットコインにはそれくらい期待できるボラティリティがあります。

実際の仮想通貨投資と比較したポイントビットコインのメリット

メリットのイラスト

冒頭にも述べましたが、楽天ポイントはもはや通貨のようなものです。

楽天ウォレットを使えば、楽天スーパーポイントで本物の仮想通貨を購入することができます。

 

では、楽天ウォレットを使って仮想通貨を購入するのと、ポイントビットコインではどちらの方が良いのでしょうか?

ポイントビットコインを利用するメリット・デメリットをご説明します。

メリット①:本人認証等のややこしい手続き不要!

私は仮想通貨に投資をしていますが、ポイントビットコインの魅力はなんといってもその手軽さにあります。

仮想通貨に投資する場合、煩わしい手続きを行い、仮想通貨取引所に口座開設したのち、口座に現金を振り込んで仮想通貨を買わなければいけません。

振込にも手数料がかかりますので、ある程度まとまった金額でなければ勿体ないです。

 

しかしポイントビットコインであれば、楽天の会員IDさえあればすぐに投資することができます

投資できる金額は保有する楽天スーパーポイントの範囲内、かつ30,000ポイントが上限となりますが、少額を気軽に投資するなら最適です。

 

振込手数料がかからないのは大きなメリットですね。

メリット②:儲かっただけでは確定申告不要

書類のイラスト

仮想通貨で利益が出た場合は雑所得になりますので、確定申告が必要になります。

20万円以下であれば所得税の申告は不要ですが、住民税の申告は必要です。

また、他の雑所得(FX等)で利益がでている場合は合算して20万円を超えた場合は確定申告が必要となります。

 

しかしポイントビットコインの場合、あくまで得るのは楽天スーパーポイントですので、利益が出た時点での確定申告は必要ありません

獲得した楽天スーパーポイントを使用する際に利益となり、20万円を超える場合に確定申告が必要となりますが、時期を意図的に分散させることが可能となります。

 

ただし、この見解は税務署によって異なることがありますので、ご自身の税務署へ確認するようにしましょう。

デメリット:長期投資ができない

デメリットのイラスト

ポイントビットコインのデメリットは、長期投資ができないことです。

 

投資によって資産形成を行う場合、10年、20年といった単位で考えることが多々あります。

しかしポイントビットコインの場合、あくまで持っているのは楽天スーパーポイントなので、「ポイントビットコイン」のサービスが終了したらその時点で清算となります。

 

たとえば、コインチェックのような仮想通貨取引所でビットコインを購入した場合、そのビットコインは自分のものとなるので、そのビットコインをコインチェックから別の取引所に移すことができます。

万が一コインチェックが倒産しても、購入したビットコインは消えません。

 

これは資産として考える上で非常に重要で、言い換えればポイントビットコインはあくまでお小遣い稼ぎで、資産形成にはならないと言えます。

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疑似投資の企業側の目的は?

会社のイラスト

では、ポイントを使った疑似的な投資サービスを展開する企業は、一体何がメリットなのでしょうか。

企業側ではポイントを楽しく有効活用してもらう目的がメインであり、中長期的に見れば会社側は赤字になる可能性が高いです。

 

なぜなら、通常の株式投資であれば、「売却する=別の買い手がいる」ということなので、楽天が買い取るわけではありません。

売却には必ず取引相手がいるので、証券会社は手数料やスプレッドの分だけ儲かることになるのです。

 

しかしポイントビットコインの場合、ビットコイン価格が値上がりして、ユーザーが売却した場合、その利益は楽天側の「ポイント付与」という形で賄われることになります。

上述のとおり、楽天ポイントはもはや通貨のような価値があるため、通常の投資と異なり値上がりは楽天側の損失となります。

 

ビットコイン価格が下がれば楽天は儲かりますが、企業として、値下がりによる利益を期待しているということはまずないでしょう。

ポイントビットコインにもスプレッドが発生しますが、 たかだか30,000ポイントが上限の疑似投資で利益を出すには程遠く、システム開発費用を回収することは困難でしょう。

上限金額を設定するということは、ビットコインが暴騰した際のリスクを懸念しているということです。

 

では何を目的としているかというと、ポイントの価値を高め、サイトに頻繁にアクセスしてもらうことを狙っています。

ポイントビットコインを利用して毎日価格変動が起これば、ユーザーは頻繁に見に来ることになりますし、ポイントとしての多様な使い道の一つとなります。

もちろん、私は楽天の社員ではないので想像の域を出ませんが、疑似投資による値下がりや手数料で利益を出そうとするのはビジネスモデルとして無理があると思います。

実際にポイントビットコインを利用してみた

色々と書きましたが、試しにポイントビットコインを使ってみました。

楽天スーパーポイントが余っていたので、折角なので15,000ポイント投資してみました。

15000ポイント購入

▲実際にポイントビットコインを購入。スプレッドは結構高いが、分かりやすい。

 

スプレッド(売りと買いの差分のようなもの)は楽天ウォレットと同じですが、仮想通貨のスプレッドはめちゃくちゃ高いです。

改めて数字で表示されると、その高さに絶句します。

ポイントビットコインの画面

▲購入完了画面。本物のビットコインではないので、追加や引き出しも簡単にできる。

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感想、まとめ。楽しみながら運用するのに丁度良い!

今回は楽天が提供する、「ポイントビットコイン」をやってみました。

無難に考えれば、楽天スーパーポイントの使い道としては、投資信託を買うのが一番良いと思います。

しかし手軽に仮想通貨に疑似投資することができるので、そこで儲けた上で仮想通貨に投資信託を購入することもできます。

 

ポイントビットコインは資産形成というよりも、あくまで楽しみの一つとして行うのが良いと思います。

しかしこの増えたポイントで旅行に行ったり、美味しい食事を食べたりすれば、得した気分になること間違いなしでしょう。

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