ついに我が家にホットクックが導入されました。
ホットクックのレビューを見ると、「便利!」という人が多い反面、「1年以上埃被ったままです」という人もチラホラ見ます。
そのため、ちゃんと使いこなせるか不安でした。
我が家はオール電化でIHのため、コンロにもタイマー機能がついています。
既に火災の心配もないので、ガスコンロの人と比べて「ホットクックの恩恵」を受けにくいのではないかと考えていました。
しかしホットクック、実際に使ってみるとめちゃくちゃ凄いです。
ヘルシオ ホットクックを導入!
私は様々な記事で「お金を正しく使い、しっかりと幸せになることこそマネーリテラシーだ」と書いてきましたが、生活を便利にする家電はまさにお金の使いどころだと考えています。
そのため、ホットクックを導入することに賛成でしたが、妻自身が「本当にちゃんと使いこなせるか」と心配だったようです。
妻からは、1週間くらいレンタルしてみてから決めてはどうか、という意見もありましたが、それで何千円と使うのであれば、買ってしまってダメなら売った方がいい、という判断になりました。
そんな我が家ですが、1ヶ月ほど使ってみて、ホットクックは導入して正解だったと考えています。
確かにIHなので火災の心配等はないですが、それ以外にも多々メリットがありました。
時短にはならないが、手すき時間が増える
ホットクックを検討している人にまず伝えておきたいのが、ホットクックは料理の手間を省いたり、時間を短縮したりしてくれる家電ではない、ということです。
確かに、新型ホットクックは「まぜわざユニット」があるので、料理を潰して混ぜてくれるので、多少は楽になります。
また、圧力鍋のようなものなので、短い時間で味を染み込ませることもできます。
▲新型ホットクック、Gシリーズで実装された「まぜわざユニット」。食品を潰したり混ぜたりしてくれる。
しかし、食材を洗い、包丁で切り、調味料を計り、最後に洗い物をするという手間はかかるので、料理自体が楽になったという感覚は少ないと思います。
ですが、時間はかかるものの、ホットクックで調理している間は目を離すことができるので、30分だけでも横になって休むことができます。
▲ホットクックは「30分自由な時間をくれる機械」と考えると良い。
鍋の中で調理されているだけなので、外に出かけても、子供と遊んでも、熟睡してもOKです。
日々忙しい主婦・主夫の方にとって、この30分がどれだけQOLを高めるかは想像に難くないでしょう。
スポンサーリンク何よりも味がめちゃくちゃ美味しい!
そしてホットクックを使って感じたのが、味がめちゃくちゃ美味しいことです。
悲しい話かもしれませんが、自分でコンロに立って作った料理よりも、ホットクックで作った料理の方が美味しいのが現実でした。
ホットクックは圧力鍋のような機能があるため、野菜やお肉が柔らかく、中までしっかりと味が染み込んでいます。
▲ホットクックはあっという間に長時間加熱したような料理を作ってくれる。
我が家には2歳の子供がいますが、いつも褒めたり叱ったりしながら何とか野菜を食べさせていました。
しかしホットクックで作った野菜は、なんと自分でおかわりを求めるほど、美味しくできあがりました。
子供の反応は正直なので、これが現実ということなのでしょう。笑
色々作ってみた料理たち
私は料理ができないし、妻もそこまで料理が得意というわけではありません。
しかしそんな我が家で、試しに作ってみた料理をご紹介します。
ホットクック料理も極めれば無限に奥が深いので、まだまだ使いこなしたとは言えません。
しかし本当に入れるだけで美味しい料理が作れました。
なお、ここで紹介する料理は、ホットクックに最初から入っていたレシピです。
▲ホットクックにはレシピ本が付属されており、かなりのレパートリーを簡単に調理することができる。
▲レシピ本に載っている料理は最初からメニューに搭載されている。このメニューはホットクックをインターネットに繋ぐことで、今後もどんどん増えていく。
きのこじゃか
きのこじゃがは、我が家で最初に「試しに作ってみた料理」です。
うちにたまたまきのことじゃがいもが余っていたので、作ろうとしたただけの話です。
▲ホットクックにきのことじゃがいも、調味料を入れた様子。
きのことじゃがいもをカットし、ボタンを押すだけの料理ですが、ホットクックなら美味しくできます。
初めて作った料理だったので、感動したのを覚えています。
▲ホットクックを開けると、美味しそうな「きのこじゃが」が完成していた。
おでん
おでんと言えば、冬の定番料理です。
我が家で作ったのは「料理」と言えるほど大したものではないてますが、学生時代にコンビニで食べたあの「おでん」を思い出させてくれる料理でした。
▲おでんは「おでんの素」を使ったので、手軽に作ることができた。
スポンサーリンク新型と旧型で悩んだが、どうせ買うなら料理の幅が広くしたかった
我が家で導入したホットクックは、2021年9月に発売されたばかりの新型ホットクック「KN-HW24G」です。
旧型「KN-HW10」は40,000円くらいなのに対し、新型ホットクックは77,000円します。
この差は非常に大きく、悩みましたが、我が家は新型ホットクックにしました。
新型ホットクックの大きな特徴としては、①横幅サイズが小さくなったため、キッチンに起きやすくなったこと、②まぜわざユニットにより「潰す・混ぜる」といった作業もできるようになったこと、です。
旧型ホットクックは意外と大きく、買ってみたらキッチンに置けなかった、という人が多発しました。
特に横幅が大きく、炊飯器や電子レンジと並べて置けないという問題が発生したため、新型ホットクックでは横幅サイズを小さく改良しました。
また、たとえば旧型ホットクックでポテトサラダを作る時は、じゃがいもを潰してからホットクックに入れる必要がありましたが、新型ホットクックではそのまま入れれば潰してくれます。
この機能の差が価格差を考えて妥当なのか、正直分かりませんが、まぜわざユニットがあった方がホットクックで作れる料理の幅が広がるのは間違いありません。
▲まぜわざユニット(左)と蒸し料理用の皿(右)。ホットクックに任せられる料理の幅を広げたい場合は、新型の方がおすすめ。
どうせ高価な買い物をするのであれば、折角なら新しい方がいい!ということで、我が家では新型ホットクックにしました。
しかし旧型ホットクックでも料理の味は変わらないので、置く場所の問題がなければ、値段の安い旧型ホットクックでも問題ないと思います。
家電はどんどん価格が変わっていくので、現在の価格は以下からチェックしてみてください。
【旧型ホットクック】
【新型ホットクック】
ホットクックは「楽して美味しいものを食べたい人」向け
ホットクックは「ほっとく」という名前から来ていますが、食材をそのまま入れれば料理が完成する魔法の調理家電ではありません。
皮を剥いて、切って、調味料を計って、お皿を洗って・・・という作業は必要なので、手を動かす頻度は大きく減りません。
▲火をつけっぱなしで出かけることはできないが、ホットクックを稼働させて出かけることはできる。
しかしスイッチを入れたら後は何の心配もないことは、その間の余裕を生み出してくれます。
IHコンロであっても少し目を離すくらい問題ないですが、ホットクックであれば爆睡しても、子供と公園に行っても問題ありません。
たかが30分の差ですが、この30分が生み出す人生の価値は、ホットクックの価格以上の価値があると思います。
「食材の作り置き」が便利
ホットクックは我が家のような共働き世帯にとっては、更に便利です。
ホットクックの食材を予め切って、タッパーに入れておけば、あとは入れてボタンを押すだけで料理ができます。
土日等の時間がある時に1週間分の準備をし、冷蔵庫や冷凍庫で保存しておけば、実際の料理の時は入れてボタンを押すだけで終了します。
その分、土日の準備は大変ですが、仕事で疲れた時にこの作業だけで済むのは非常に楽です。
また、ホットクックは朝に食材を入れ、帰ってきたら完成するようにタイマーをセットしておく、ということができます。
仕事で遅くなることが分かっている時は、朝にタイマーをセットしておくことで、すぐにご飯を食べることができます。
「お肉を朝に入れておいて、夜調理して食べるって大丈夫なの?傷まないの?」と思う方もいると思いますが、ホットクックはまず朝に加熱をして傷まないようにした上で、夜に調理をするので安心です。
食材の耐久も考慮して、タイマーは15時間が最大となっていますので、心配する必要はありません。
感想、まとめ。安い買い物ではないが、悩んでる人は是非使ってみて欲しい
新型ホットクック、KN-HW24Gを購入しました。
我が家にとっては初のホットクックで、使わなくないで放置されてしまうことが心配でしたが、買って良かったと感じています。
今ではレンタルという手段もあるので、試しに使ってみることもできますが、1週間使うと4,000円~5,000円程度はかかります。
往復送料もかかってくるので、それだけのコストを払って「試しに使ってみる」というのは勿体ないと思います。
個人的には、ホットクックを気に入る可能性の方が高いので、レンタルするほど興味があるのであれば、買ってしまった方が良いと思います。
たとえ買った後で合わなかったとしても、数回しか使っていなければ、メルカリ等でかなりの高値で売れます。
差額を考えても、レンタルコストと大差ないので、悩んでいる方はポチっと買っちゃうのもありだと思います。
少なくとも、我が家のQOLは向上したので、買って正解だったと感じています。