自宅でよくスピーカーを使うのですが、最近は本当にスピーカーの価格ダウンと性能向上が進みました。
10年ほど前にSONYのスピーカーを2万円くらいで買った記憶がありますが、今では遜色ない音質のものが半額以下で手に入るようになりました。
今回購入したスピーカーはSanagのスピーカーは、高音質スピーカーには及ばないものの、素人感覚では十分な性能を有していました。
何より価格が安く、「一先ず買ってみよう」という気分で買うことができる、とても優秀なスピーカーです。
楽天市場でランキング常連の、大人気スピーカーです。
Buluetoothスピーカー「Sanag」のスペック
まずはSanagのスピーカーの製品情報からご紹介していきます。
軽量・小型の所謂ポータブルスピーカーで、色々なところに持ち運んで使うことができます。
▲我が家は自宅用に購入したため、落ち着いたグレーをチョイス。
我が家は自宅用として使っていますが、デザインも良く、カラーバリエーションも豊富なので、自宅にマッチした色合いを選ぶことができます。
サイズ | 75mm×88mm |
材質 | ABSプラスチック+シリコンコーティング |
防水性能 | IPX5(生活防水) |
重量 | 約220g |
入力電圧 | 3w |
周波数 | 50Hz~18KHz |
バッテリー容量 | 1200mAh |
充電時間 | 3~4時間 |
再生時間 | 約19時間 |
その他 | TFカード対応(最大32Gまで) |
スペックを見ると分かると思いますが、片手で持てるサイズです。
多少サイズは異なりますが、350mlの缶ジュースサイズを想像していただければと思います。
何よりも価格が安い
Sanagのスピーカーの最大のメリットは、価格が安いことにあります。
私は楽天市場で購入しましたが、お値段なんと2,350円!
▲決して高音質ではないかもしれないが、2,000円台とは思えない良い音が出る。
もちろん失敗はしたくないですが、この値段であれば失敗しても諦めがつきます。
インターネット通販を利用する人は、誰しも一度は「失敗した」という経験があるのではないでしょうか。
実物を手に取って確かめられる店頭販売と異なり、通販は失敗するリスクが大きくなります。
特に電子機器については使ってみないと分からない部分があり、「想像と違った」ということが起こり得ると思います。
▲PRは格好いいが、実際のところ、電化製品は使ってみないと評価できない部分が多い。
しかし不良品でなければ、「想像違った」としても、「値段を考えれば納得できる」ということも良くあります。
Sanagのスピーカーは、高音質スピーカーと比べると劣るものの、2,350円という価格を考えれば間違いなく納得できるスペックだと思います。
スポンサーリンク3~4時間の充電で19時間稼働
ポータブルスピーカーなので、旅行やお出かけに持ち運ぶこともあるのであれば、バッテリー性能は重要です。
例えば一泊二日の旅行に持って行くのであれば、15時頃から使い始め、22時就寝とすると7時間、翌朝使うかは分かりませんが、最低でも10時間くらい連続稼働できるようなスペックは欲しいです。
旅館等で少し使う程度であれば充電しながらでも良いですが、アウトドアで使いたい場合は、バッテリー容量は多ければ多いほど安心です。
▲箱には写真のような状態で入っている。3〜4時間充電すれば、すぐに持ち運んで使える。
Sanagのスピーカーは3~4時間の充電時間で最大19時間連続稼働できるスペックがあるため、一泊二日程度で使う分には全く問題ありません。
バッテリーは少しずつ劣化していくため、最大容量は減っていきますが、19時間連続稼働できるのであればバッテリー容量が半分になっても安心です。
Bluetoothはもちろん、AUX、microSDに対応
最近のスピーカーは当然のようにBluetooth対応となっていますが、接続がBluetoothのみのスピーカーも増えてきています。
音楽を流すだけであればBluetoothのみでも問題ありませんが、Bluetoothは若干音ズレするので、動画やYoutubeを見る場合は違和感があるかもしれません。
(高価なBluetoothは音ズレしないものもあるようですが、コスパ重視のものは大抵音ズレします。)
そのため、AUXコード(いわゆるイヤホンジャック)も対応していた方が、使用状況に応じて臨機応変に使うことができます。
▲sanagのスピーカーのパッケージ内容。AUXコードも付属している。
また、スピーカーに接続しながらzoomやLINE電話等をしたい場合も、AUXコードでの接続がおすすめです。
少しのタイムラグであっても、オンラインで会話している場合は支障が出ますので、AUXカードの方が安定します。
スポンサーリンクどこでも気軽に持ち運べる
Sanagのスピーカーにはストラップのような紐がついており、手軽に持ち運ぶことを想定した作りになっています。
▲ストラップは外すこともできるので、自宅用であれば付けないのも良いだろう。
ストラップのようにバッグに吊るす想定はされていないと思いますが、アウトドア用のリュックであれば違和感はないかもしれません。
衝撃にどこまで耐えられるかは不明ですが、外側はシリコンコーティングが施されているため、多少の衝撃は問題ありません。
想定された使い方ではないので壊れる可能性はありますが、何より値段が安いので、「壊れたら壊れたでいいや」くらいの気持ちで使えるのは魅力です。
IPX5の防水性能
また、Sanagのスピーカーはアウトドアで使うことも想定されているため、IPX5の防水性能を持っています。
IPX5とは、水を360℃どの方向からかけても、製品に支障はない、というレベルの防水性能です。
水没させて良いわけではないので、「完全防水」と言えるかは微妙なところですが、屋外で使う上での雨や水しぶきであれば全く問題ないので、基本的には「防水性能あり」だと思っておけば良いでしょう。
▲スピーカーには無数の穴が空いているが、当然ここも防水性能となっている。
なお、IP〇〇は防塵性能と防水性能を表し、IPX5であれば防塵性能はなし、防水性能は5等級という意味になります。
アウトドアで使うので防塵性能が必要なわけではないですが、多くの機器で防塵性能はなく、防水性能だけとなります。
防塵・防水性能を高めれば高めるほど、お金もかかってきますので、コスパの関係で仕方ないですね。
ちなみに、iPhone13であればIP68という高い防塵・防水性能を備えています。
2台を接続するマルチペアリングも可能
この価格で驚きなのが、Sanagのスピーカーはマルチペアリングができる、という点です。
マルチペアリングとは、一台の機器で接続したものを、2台のスピーカーで同時に流すことです。
例えば、スマートフォンとSanagのスピーカーを2台接続し、それぞれ離れた場所に置いて空間全体で音楽を楽しむ、という具合です。
一昔前までは、マルチペアリングは高価な機器にしか搭載されていませんでしたが、今ではこの価格帯のスピーカーで実現できるようになりました。
マルチペアリングには複数台のスピーカーが必要なので、低価格帯のスピーカーでマルチペアリングができるのは有難いです。
感想、まとめ。コスパ抜群の携帯スピーカー
楽天市場で人気の、Sanagの格安スピーカーを買ってみました。
スピーカーを買ったのは何年ぶりかですが、ここまで低価格で高品質になっているのかと驚きました。
▲裏面の様子。スピーカーは詳しくないが、実際に音を出しているのは裏面?
もちろん、高価なスピーカーと比べれば音質等に差はあると思いますが、そこまで強い拘りのない一般人であれば、Sanagのスピーカーで十分だと感じました。
イヤホンやスピーカーは音質に拘る人も多いですが、そうでなければこのコスパは圧倒的です。
異常なまでに安いので、逆に疑っている方もいるかもしれませんが、価格に対して十分すぎる力を発揮してくれる、お買い得なスピーカーだと思います。