家を建てるキッカケや覚悟について。契約書に判子を押す時に手は震える?

「家を建てる」というと、一世一代の大イベントです。

しかし結婚する時と一緒で、そこまで実感が湧かないのが実態です。

頭では一生に一度の買い物だと思っても、一生に一度という程のプレッシャーを実際に感じることはありませんでした

 

では、どのような考えで家を建てようと思ったのか、当時の気持ちとあわせて書いていきます。

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現実は覚悟している余裕はなかった

打ち合わせのイラスト

よく、「マイホームの契約書に判を押す時に、プレッシャーで手が震えた」なんて聞きますが、実際はそんなことありません。

 

現実はもっとドライで、「ここに判を押せばいいのか?」とか、「これが申請に使う書類で、これはうちの控えで・・・」といった、実務的なことで頭がいっぱいです。

実際に家を建てる時は、ハンコを押したからあとはワクワクして待っているだけ、というわけにはいきません。

 

様々な手続き、段取りが数多く残されており、現実は「まだまだやることが山積み」という状態です。

特に、自ら調べ、動かなければ損をする制度や申請等も多数あり、しみじみと契約書に判を押している場合ではありません。

必要なのは人生設計と金銭的な戦略だけ

考える男性

では、家を建てる覚悟、というのはあるのでしょうか。

実際、一生に一度の買い物だ、という自覚はありましたし、それを意識して家づくりを行いました。

しかし、一生に一度のことであれば、もっとプレッシャーを感じてもいいはずですが、現実はあっさりしています

 

家を建てるために必要なのはプレッシャーを跳ねのける覚悟ではなく、転勤リスクや子供の数等に関する人生設計や、収入と支出を考えたマネー戦略です。

自分の人生に家が必要だという人生設計と、お金は大丈夫という自信があれば、「覚悟」という言葉が出てくるほど大きなプレッシャーは感じないのかもしれません。

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きっかけ①:なるべく、子供に広い家に住ませてあげたいと思った

家族団欒のイラスト

覚悟は特にありませんでしたが、家を建てようと思ったきっかけ、というものはありました。

 

家を建てようと思ったきっかけは、子供が生まれたことが大きかったと思います。

子供が生まれた時は、夫婦二人で2DKの賃貸住宅に住んでいました。

その賃貸住宅には、12畳のDKと、7畳と8畳の部屋がありました。

 

LDKとDKの違いは難しいですが、12畳の部屋にキッチン、2人用のテーブル、3人掛けのソファを置いたらもうキツキツでしたので、リビングとは言い難かったと思います。

子供が自分で走り回るようになるまでに広い家を建てたい、と思ったのが、最初のきっかけだったと思います。

きっかけ②:リスクはゼロではないが、基本的には早い方が得

お金のイラスト

家も住めば当然劣化していきますが、今の技術力を考えれば、自分の寿命が尽きるまでは丈夫に建ってくれているだろうと感じました

そもそも人が住まなくなった空き家であっても、補強すれば十分な耐震を持つので、空き家を買ってリノベーションする人もいるくらいです。

経年劣化による影響はゼロではないとしても、どうせ家を建てるのであれば、早くに建てた方が得だと考えました。

 

そのため、土地の値段が下がるまでもう少し待とうだとか、そういった考えはなく、この機会に家を建ててしまおうと決心しました。

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きっかけ③:低金利状態がいつまで続くか分からない

金利のイラスト

我が家は変動金利を選択しました。

これは、この先当面の間は、この低金利状態が続くと考えているからです。

 

しかしローンを組んでからずっと低金利状態になるかどうかは分かりません。

ですが、住宅ローンは残高の大きい最初のうちに低金利であれば、その後金利が上昇しても変動金利の方が有利となります。

そのため、暫くの間金利の上昇が見込まれない状況であれば、早ければ早いほど金利変動によるリスクを小さく抑えることができます。

 

このことも、家を建てようという心を後押ししました。

感想、まとめ。家を建てるのに必要なのは覚悟ではなく戦略

まちづくりのイラスト

家を建てていない人から見ると、家を建てた人は強い意志と覚悟があったかのように思われるかもしれません。

しかし実際は、動き出した後は考えることや決めることがいっぱいで、感傷に浸っている余裕はありませんでした

 

家を建てよう、と思うきっかけは人それぞれありますが、必要なのは人生設計とマネー戦略であり、それさえあれば家づくりも大したことはありません。

受検も就職活動も、人生を左右する一大イベントだったわけですが、「これで人生が変わる・・・」と感傷に浸っていた人はいないと思います。

実際はただ我武者羅に、今の現実と向き合っていただけです。

 

そのため、もし家を建てるかどうか決めきれない人がいたら、それは覚悟が足りないわけではなく、きっかけが弱いか、人生設計やマネー戦略が曖昧なのだと思います。

いざ動き出せば迷っている場合ではなくなるので、一歩踏み出してみる、ということもおすすめです。

なお、マイホームを建てて2年経ちますが、QOL爆上がりなので、本当におすすめです。

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