我が家は諸々悩んだ末、二階リビングで家を建てています。
ざっくりとした間取りの紹介はこちら。
リンク : 【2階リビング】我が家の間取りを公開!拘りも解説【インナーバルコニー】
今のところ、二階リビングにしたことは全く問題ないと考えていますが、ここで一つ問題が発生しました。
それは「冷蔵庫が入らない」ということです。
冷蔵庫の問題は他の人のブログ等で見ていましたが、「メーターモジュールだから一般的な住宅よりは入りやすい」と言われていたため、油断していました。
しかし冷蔵庫の問題を含めても、二階リビングは後悔していません。
一般的な住宅より廊下が広いメーターモジュール
我が家は積水ハウスで建てているため、メーターモジュールで建てられています。
廊下の幅等、一つの尺の単位は一般的に910mm程度が多いそうです。
その幅を1,000mmにすることで、廊下や通路等がより広く、快適になります。
▲メーターモジュールと通常の廊下の差
なお、1,000mmというのは壁の中心、柱の中心になるので、内寸は900mm弱になると思われます。
それでもメーターモジュールであれば一般的な住宅より廊下や生活導線は広くなります。
もちろん、同じ占有面積であれば、廊下が広い分部屋が狭くなるので、どちらが良いかは人それぞれだと思います。
二階リビングは冷蔵庫を持ち上げる必要がある
我が家は現在、二階リビングで建築中です。
新築に合わせて家具や家電を結構新調したのですが、ネックとなっているのが冷蔵庫です。
今回注文したのは、RHW52Kという、容量520Lの冷蔵庫です。
4人家族で使う予定の冷蔵庫なので、なるべく大きい方が良いと考えていました。
冷蔵庫はビックカメラで購入したので、搬入や設置までやってくれます。
しかしその家にちゃんと冷蔵庫が入るか事前に判断する必要があるため、先日業者の人が確認に来ました。
スポンサーリンク我が家の階段は手すりを含めて幅75cm
確認しに来た搬入業者の人はメジャーで幅を測りながら、かなり厳しい顔をしていました。
玄関から廊下までは問題なく進んでいましたが、階段になった途端、急に表情が険しくなりました。
二階リビングへの冷蔵庫搬入で一番の難所が階段です。
階段を登って行くので、冷蔵庫が天井にぶつかってしまう、高さ的な問題がひとつ。
そしてもう一つは当然、横幅の問題です。
我が家には階段に手すりがついているため、階段の内寸は75cmでした。
購入した冷蔵庫は幅65cm×奥行き70cm
私が購入予定の冷蔵庫は、横幅65cm、奥行き70cmのものです。
同じ容量のサイズでも、比較的横幅が小さいものにしました。
私は冷蔵庫に詳しくないのですが、横幅が小さい方が安心だと言うことで、ビックカメラの店員さんのおすすめもあって決めました。
ビックカメラの定員さんとしても、メーターモジュールならおそらく問題ない、という見解だったので、正直油断していました。
しかし搬入業者としては、「これはかなり厳しい」という判定でした。
ビックカメラの人は「問題ない」の判定
冷蔵庫のサイズは独断で決めたわけではなく、家の図面を持って行き、ビックカメラの店員さんに相談しながら決めました。
もちろんビックカメラの店員さんは業者ではないので、責めることはできません。
一般論でしか回答はできないのは承知の上です。
しかし一般論で言うと、メーターモジュール(手すり付き)の階段は横幅65cm×奥行き70cmの冷蔵庫で問題ない、と言うことだと思います。
過去にメーターモジュールの家の二階リビングに、もうワンサイズ大きい冷蔵庫が搬入されたことがある、という話も聞いていました。
だとすると、我が家の手すりが普通よりも飛び出していたのか、何か階段の構造が特殊なのか、もしくはその両方の理由かもしれません。
スポンサーリンク適正サイズは幅65cm×奥行き65cm
搬入業者の方に言われたのは、「奥行きをもう少し小さい冷蔵庫にできないか」という点です。
幅65cm×奥行き70cmでも無理すれば何とかなるが、壁を傷つけてしまうリスクはゼロではない、と言われました。
そう言ったリスクを許容できないなら、奥行きを5cm小さくし、65cm×65cmのサイズにしてくれ、と言われました。
何となく素人的には、奥行きが70cmでも横幅が65cmなら、冷蔵庫を縦向きに運べば問題ないような気がします。
しかし階段の折り返し部分で斜め幅の考慮が必要となるため、そこでどうしても奥行きを考慮しなければいけないのだと思われます。
いずれにせよ、我が家の場合、冷蔵庫の限界サイズは「65cm×65cmの正方形」だと言われました。
現場監督のご厚意で、一度手すりを外すことに
「壁を傷つけるリスク」と言われてしまうと、冷蔵庫のサイズを小さくせざるを得ません。
「まぁ壁に傷がついたら、その時はその時ですよ」とはさすがに言えません。笑
保険に入ってるとは思いますが、まぁ保険を適用させるというのはハードルが高いのでしょう。
そんなこんなで悩んでると、現場監督から「では一度手すりを外しましょうか?」という提案がありました。
冷蔵庫の搬入が終わったらまた取り付けに来ますよ、とのこと。
サービスでそこまでやっていただけるなんて、本当に有難いです。
積水ハウスだから、というわけではありませんが、本当に家作りに携わる人みんな親切でサービス精神旺盛で、「良い家を作りたい」という気持ちが伝わってきます。
感想、まとめ。二階リビングの方は冷蔵庫に注意!
今回はサービスで手すりを外していただけることになったので、幅65cm×奥行き70cmの冷蔵庫も何とかなりましたが、次はありません。
別途お金を払って手すりを外してもらうか、65cm×65cmのサイズの冷蔵庫を選ぶしかありません。
次に冷蔵庫を買い換える時は子供も育ち盛りになってると思うので、65cm×65cmでは足りないような気がします。
しかし逆にそれを超え、子供が独り立ちした後なら、65cm×65cmで足りるような気がします。
そういう意味では、次の一回だけだと思って、お金を払って手すりを取り外してもらう、と言うのも手ですね。
しかし10年前には幅65cm×奥行き65cmだと400L程度が限界でしたが、今は技術の進歩によって、幅65cm×奥行き65cmでも470L入ります。
70Lのアップは凄いことです。
次に冷蔵庫を買い換える時には、もしかしたら65cm×65cmで十分になっているかもしれません。
しかし、未来のことは誰にも分かりませんので、二階リビングを検討中の方は、冷蔵庫の容量には注意してください。
メーターモジュールでも意外と入りませんでした。