ハウスメーカー・工務店に関する、ネットの口コミがあまり役に立たない理由

インターネットで悲しむ女性家ができるまで(注文住宅)

注文住宅の検討を始めて、常々感じているのが、「インターネットの口コミはアテにならない」ということです。

これほど悪口ばかり書かれている業界も珍しいです。

 

住宅については偽装、設計ミス、施工ミスまで考えると、もうキリがありません。

 

しかしわざわざエネルギーを使って書き込むからには、その原動力となるものが存在するはずです。

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ハウスメーカー・工務店の口コミは悪口ばかり

自分の一生の買い物である「家」。

ハウスメーカー、工務店選びにあたっては、世間的にも評価が高く安心して任せられる企業が良いです。

 

そのため、インターネットの掲示板、知恵袋等で口コミを探してみるのですが、どこもかしこも悪口だらけです。

 

これでは不安になるだけで、安心・信頼とは程遠いです。

インターネットで悲しむ女性

ネットの口コミに悪口が多い理由

住宅業界において悪い口コミが多い理由は、大きく3つあると思います。

私の持論も若干含まれているかもしれませんが、多くは他のサイトでも言われていることです。

同業他社がネガキャンしてる

ブラック企業のイラスト

1つ目は、ライバル企業がネガキャン(ネガティブキャンペーン)を行なっていることです。

 

住宅の購入は皆慎重になるため、ネットで評価や口コミを調べる人が多いです。

そのため、ライバル企業の悪口を書き込むことはそれなりの効果があります。

 

特に同じ価格帯、同じターゲット層の同業他社についてネガキャンを行えば、自社に有利になります。

例えば機密性の高さを売りにしている企業に対して
「実際○○ホームで家を建てて5年経ちますが、機密性が高いのは最初だけで、今では冬はとても寒く、結露によってカビが生えているところも多いです。○○ホームで建てて本当に後悔しています。」
という知恵袋、掲示板の書き込みなどを立てれば、それを見た人は○○ホームでの建設を悩むわけです。

 

こう言ったネガキャンを、各種掲示板に書き込んだり、自作自演の知恵袋を作って行なっている場合もあるようです。

満足している人は書き込まない

また、そのハウスメーカー・工務店に対して不満を持っている人しか書き込まない、というのも理由としてあります。

その原動力は怒りであり、不満であるわけですね。

何か補償が目的ではないのにクレーム電話を入れるのも同じです。

 

1,000件中10件でそういったクレームものが発生しても、不満が生じた10件が目立ち、990件の満足事例は埋もれてしまいます。

クレームを全く発生させない企業は世の中に存在しません。

 

こう言った失敗事例はもちろん施工主を決める上で参考にはなりますが、定量的なものではないため、他社と比較してどうなのかは分からないのです。

比較して落とした、自身の選択の正しさを証明したい

工務店のイラスト

失敗事例とかではなく、工法や価格、企業そのものを攻撃する書き込むものも多く存在します。

これは実際にそのメーカーで家を建てた人ではなく、ライバル企業によるネガキャンか、同じ価格帯や似たコンセプトのメーカーで建築を検討したものの、候補から落とした人が書き込んでいる場合が多いです。

 

でなければ、全国に何万とあるハウスメーカー・工務店のうち、そんな特定の企業の掲示板に書き込むことはしません。

検討していないのにそのメーカーの特徴を熟知し、工法や企業ブランドを批判できるのであれば、それは素人ではなく業界関係者ではないでしょうか。

 

そもそも住宅に興味がない人は、特定企業の掲示板なんて見に来ません。

掲示板で、特定のハウスメーカーや工務店に対してそれなりの理論武装をして書き込んでいる人は、自分がその企業を建てようと検討した人か、業界関係者であることがほとんどです。

 

これはもはや口コミではなく、営業マンVS営業マンの戦いのようなものです。

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「実際 感想」等で探しても信憑性は低い

では、本物の口コミ、実際に住んでいる人の感想を探そうとしても、なかなか出てきません。

アテになるのはブログやSNSで、且つ長い間運営されているものだけです。

特定の企業の批判が書かれたページが数ページだけあるブログやSNSはアテになりません。

 

また、知恵袋の質問や回答で「実際に住んでいますが、」と書かれているものも、本当に住んでいるか怪しいです。

個人的には、ブログランキングサイト等でそのメーカーのカテゴリを探し、ステルスマーケティングではなさそうな記事を読んだ方が参考になります。

 

しかし、これもone of themなので、自分のマイホームがどうなるかは分かりません。

 

実際のところ、耐震等級も3が当たり前になっているので、他社と比較できる同一基準の定量的なデータはほとんどないのかもしれません。

悪い口コミがないハウスメーカー・工務店は存在しない

パソコンをする女性

実際にインターネットで口コミを調べてみると、必ず何かしらネガティブなことが書いてあります。

仮にネガティブな口コミがない企業が存在するとしたら、単に口コミの絶対数が少ないだけです。

これはハウスメーカー・工務店だけじゃなく、どんな企業でも同じです。

 

やはり担い手が人で、受け手が人である以上、その評価も十人十色です。

クレームに発展するような案件もあれば、心の底から感謝される案件もあります。

 

家は一生で一度の最大の買い物ですので、慎重にならざるを得ないですが、ネットの口コミに不安になり過ぎると決まるものも決まりません

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自分の目で見て、聞いて、最後に口コミを参考にしよう

インターネットのイラスト

ネットの口コミや評判は気になるところですが、ハウスメーカー・工務店については、意識しすぎは禁物です。

 

わざわざ掲示板に批判や悪口を書く人の原動力は何でしょうか?

「私のような被害者をこれ以上増やさないように・・・」という優しい気持ちから来るものでしょうか。

もちろん、そう言ったブログや書き込みもありますが、多くは汚い罵り合いの言葉が飛び交っており、決してそんな心優しい気持ちで書き込まれたものではありません。

 

そこには利害関係があったり、また単純に他人を攻撃したいだけだったり。

考え方によっては、汚い言葉で他人を攻撃しているような輩と一緒の企業では建てたくない、とも考えられるかもしれません。

それもある意味ネガキャンでしょうか。

 

やはり相談するならネットではなく、知り合いや親、親戚等、自分のことを親身に考えてくれる人に相談しましょう。

そして最終的には自分の目で見て、知識を得て、多角的な視点から判断するしかありません。

 

仮にあなたが、最終的に満足のいく素晴らしい家を建て、住み始めたとします。

おそらくあなたは、その後にハウスメーカーの掲示板に行って良い意見を書くことはしないでしょう。

 

掲示板や知恵袋というのは悪い意見が集まりやすく、施工数に比例して批判も増えます

インターネットの口コミを探しすぎると、不安になるだけで何も良いことはありません。

 

あくまで参考程度に、「そんな意見もあるのか」くらいに考えておくのが良いのではないでしょうか。

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