屋外アンテナが禁止地域だったので、屋根裏に室内アンテナを設置してみた

我が家は、室内にアンテナを設置してテレビを見ています。

この決断をするのに非常に悩みましたが、結果、テレビは問題なく映っています

 

以前も似たような記事を書きましたが、ほぼ1年間、春夏秋冬通して問題ありませんでしたので、改めて整理していきたいと思います。

我が家が室内アンテナを設置するまでの経緯と、判断基準等を書いていきます。

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我が家は屋外にアンテナ設置できない地域だった

禁止のイラスト

我が家は大手ハウスメーカーの分譲地を購入したのですが、そこは屋外にテレビアンテナを設置することが禁止されていました。

こう言った分譲地に多いのですが、景観を統一し、美しい街並みを作るため、様々なルールが定められている地域があります。

私が家を建てた地域もそういったルールがある地域で、そのうちの一つが「屋外にアンテナを設置してはいけない」というものでした。

 

なお、我が家は積水ハウスの木造建築、SHAWOOD(シャーウッド)で家を建てました。

土地探しから家が建つまでをカテゴリにまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

カテゴリ : 家ができるまで(注文住宅)

ケーブルテレビや光テレビは値段が高い

テレビを見る子供

屋外にアンテナ設置が禁止されているとなると、どのようにテレビを見たら良いのでしょうか。

基本はケーブルテレビか光テレビです。

ハウスメーカーの営業マンにも、その二択を提案されました。

 

しかし私はそれほどテレビを見るわけではありませんので、固定費がかかるのが嫌でした。

月額2,000円だとしても、年間24,000円。

これが例えば50年続いたとすると、120万円の差になります。

 

固定費は極力減らしたいので、ケーブルテレビも光テレビも、契約するのは嫌でした。

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室内アンテナ設置のメリット

テレビアンテナ①

そこで、我が家は第三の選択肢、室内アンテナの設置を選びました。

 

ハウスメーカーがこれをお勧めしない理由は、後述しますが、責任が取れないからだと思います。

責任が取れない以上、会社としての提案には入っていないのですね。

固定費がかからない

お金が飛んでいくイラスト

室内アンテナを設置する最大のメリットは、固定費がかからないことです。

最大のメリットと言うより、「唯一にして最大のメリット」と言っても過言ではないかもしれません。

 

ケーブルテレビや光テレビなら、追加でお金を払うことで、NHKや民放以外にも様々な番組が見られますが、テレビをあまり見ない人にはほとんどメリットがありません

普段BGMのようにテレビをつけているだけの私に取って、この固定費はお金をドブに捨てているようなものです。

外観を壊さずにアンテナ設置が可能

マイホームのイラスト

屋外アンテナの設置が禁止されていない地域でも、アンテナを屋外に設置するのは見た目が悪くなります

 

見た目が悪くなると言っても、多くの家はアンテナを屋外に設置していますし、気にしない人は気にしないと思います。

しかし気にならない人でも、あえて屋外に設置したい、と言う人は稀ではないでしょうか。

 

家の外観を崩さずにテレビを見ることができるのは、少なからず室内アンテナのメリットと言えると思います。

室内アンテナ設置のデメリット

室内アンテナのメリットは、固定費の節約と外観です。

外観の方については、ケーブルテレビや光テレビであってもクリアできます。

 

しかし反対に屋外アンテナであれば、固定費の方は節約できますが、見た目が気になる人は気になりますし、私のように設置NG地域もあります。

この二つを同時にクリアできるのが、室内アンテナだと思います。

 

しかしそれだけだと室内アンテナが万能ですが、室内アンテナはデメリットがあるので、屋外に設置できる場合は基本的に屋外アンテナになると思います。

テレビが映る保証はない

テレビの砂嵐

一つ目のデメリットは、テレビが映る保証はない、ということです。

屋内アンテナは屋外アンテナと異なり、家の壁を挟みます。

そのため、本来であればテレビが映るような地域でも、うまく映らないことがあるのです。

 

しかもそれは基本的にはぶっつけ本番で、それまでは分からないのです。

そのため、いざアンテナを買ったけど映らない!ということが起こり得るのです。

屋根裏等に隠すとメンテナンスが大変

室内アンテナなら外観は気にしなくて良い、と言いましたが、逆に内観は気になります

リビングにドン!と室内アンテナが設置してあるのは、少し気になりますよね。

個人的には外観よりも内観の乱れの方が気になります。

 

そこで、我が家は屋根裏に室内アンテナを設置したのですが、このようにアンテナをどこかに隠した場合、メンテナンスに苦労することになります。

 

室内アンテナと言っても、寿命は無限ではありません。

製品の耐用年数があるので、経年劣化で壊れることもあります。

また、一応柱に括り付けてもらいましたが、何かの拍子に傾いたり倒れたりして、急にテレビが映らなくなることも考えられます。

 

こういった時に、屋根裏に登って作業しなければならないため、メンテナンスは非常にハードルが高いです。

何年持つかは分かりませんが、メンテナンスの大変さは大きなデメリットです。

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ダメ元で室内アンテナを設置してみることに

我が家の場合も、室内アンテナの設置はダメ元でした。

 

ハウスメーカーの営業マンからも、映らなくても保証はできないと言われましたが、自己責任で行うことにしました。

しかし念のため、購入するテレビは光テレビ対応のものにして、もし室内アンテナで映らなかった場合は大人しく契約しようと考えていました。

 

そこまでテレビは見ないと言っても、さすがにまだテレビなしの生活はできません。

テレビの電波はA-PABで検索可能

テレビの電波のイラスト

では、室内アンテナでテレビが映るかどうか、完全な運試しかと言うと、そう言うわけでもありません。

テレビの電波の強度は、下記のA-PABのサイトで検索が可能です。

外部リンク : A-PAB

 

ただし、A-PABのサイトで電波が強だったとしても、必ず室内アンテナでテレビが映るわけではありません。

近くに高い建物がある場合や、その他地理的要因によってテレビの写り具合は大きく変化するようです。

 

あくまで参考程度ということにはなりますが、しかしほとんど情報がない中では、判断材料になります。

個人的には、A-PABのサイトで電波が強ければ、試してみる価値は十分にあると思います。

事前調査もできるが、有料と言われる

電波を探す人

室内アンテナでテレビが映るかどうか、事前の調査が絶対にできないかと言うと、そんな事もありません。

業者を手配し、設置予定である場所(我が家の場合は屋根裏)に機械を持ち込み、計測してもらうこともできます。

しかしハウスメーカーにそこまでのサービスはないので、策定業者は自分で探すか、ハウスメーカーに手配してもらうしかありません。

 

いずれにせよ有料となり、万単位の自己負担がかかることになります。

それならダメ元で室内アンテナを買って、映らなければメルカリ等で売ってしまった方が安上がりです。

26素子相当のUAH261を購入

私が購入したのな、UAH261という室内アンテナです。

色々調べた結果、テレビアンテナは素子数が重要だと分かったため、26素子のこのアンテナがスペック的に良さそうでした。

UAH261

 

また、知人がUAH261の旧世代を室内アンテナとして使っている、というのも決め手でした。

結果、一年を通してテレビの映りに問題はなく、固定費を大きく削減できた、という結果となりました。

 

このアンテナは楽天市場で購入し、積水ハウスの事務所に直送させていただき、サービスで設置してもらいました

積水ハウスさん、本当にありがとうございます。

 

ただ、上述のとおり、現状ほぼメンテナンス不能になってしまっているのがデメリットです。

感想、まとめ。最近の室内アンテナは高性能!

色々運試しな部分はありましたが、結果的にテレビは映り、固定費を削減することができました。

ただでさえ住宅ローンが毎月かかるので、固定費は極力削りたいところです。

 

室内アンテナは運試し的なところがありますが、仮にテレビがうまく映らなくても、最大損失はアンテナ代だけです。

それも未使用であれば、中古でもそこそこの値段で売れると思います。

 

そう考えると、やはり試してみる価値はあると思います。

私の場合は室内アンテナでも問題なくテレビは映りましたが、アンテナの性能もどんどん向上していますので、屋外アンテナで映る地域なら大抵は問題ないと思います。

自己責任で行っていただくことにはなりますが、個人的には、ダメ元でもトライしてみることをおすすめします。

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