大規模分譲地の落とし穴!意外と知られていない重要なデメリットとは?

私は現在、大規模分譲地の購入を検討しています。

 

土地を探す難しさに苦悩しているところですが、私の希望がなり叶う理想的な土地が分譲されているのを見つけました。

とても素晴らしい土地で、「ビビッときた」とは正にこの事でしたが、大規模分譲地じゃなかったら尚良かったな、と思うところです。

 

大規模分譲地にはメリットとデメリットがあるのですが、正直、インターネット等で一般的に「デメリット」と言われているものだけであれば気になりませんでした

リンク : 一般的に言われる大規模分譲地のメリットとデメリットを考察する

 

しかし実際に話を聞いていくと、それよりも遥かに重たい欠点がありました。

大規模分譲地の何がそんなに嫌だったのか、という点を書いていきます。

 

なお、これは私の検討している大規模分譲地の話であり、全国共通というわけではありませんのでご承知おきください。

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立地、値段共に100点満点に近い土地

100点のイラスト

土地を探し始めて約5カ月、実際に色々な場所に赴き、色々な物件を検討しましたが、なかなか良い土地が見つかりませんでした

妥協に妥協を重ねれば決められないこともないですが、そこまで妥協するためには相当な決心が必要だと感じるほどでした。

しかしこんな状態だといつまで経っても土地が決まらないので、理想が高すぎるのではないかと考え、妥協しようかと思っていました。

 

そんな時に現れたのが、この大規模分譲地です。

多少のマイナス点もありますが、私が価値を置く重要な条件はほぼ完ぺきにクリアし、これ以上ないという土地でした。

 

私は心躍らせてその土地情報を聞きに行ったのですが、土地は完璧だったものの、大規模分譲地ならではのデメリットが出てきて、少しマイナスポイントになっています。

一般的に言われる「オールドタウンになる」だとか、「近所づきあいが永続的に続く」だとか、そういったものは気にしていませんが、一般的に言われていない、私にとっては大きな欠点がありました。

一般的には言われない、大規模分譲地のデメリット

デメリットのイラスト

私はこの大規模分譲地を検討する前に、大規模分譲地のメリットとデメリットを調べました。

色々なサイトで言われている大規模分譲地のデメリットは、私にとってはそこまでデメリットではありませんでした。

そのため、非常に前向きに、この大規模分譲地を検討することにしました。

 

しかし実際に購入に向けて話を聞いていると、一般的なサイトには書いていない、私にとっては非常にウェイトの重いデメリットが2つ出てきました。

これが私にとって大きなデメリットで、なぜこのような仕組みを作るのか甚だ疑問でした。

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管理組合が設置される

会議のイラスト

一つ目の大きなデメリットは、管理組合が設立されることです。

管理組合は分譲地の景観の維持等を目的として設立されるものですが、住民の中で会長や役員を決めなければいけません

 

さらにそれと同時に、その分譲地内だけの自治会も設立します。

こちらも管理組合とは別に、住民の中から自治会長や役員を選出しなければいけません。

 

後述しますが、自治会費は100円だけで、街の管理は管理組合がやるので、自治会は実質ゴミステーション管理や回覧板の整備くらいの役割しかありません。

(将来的にはお祭りをやる等の別の役割があるかもしれませんが。)

自治会=管理組合の管理範囲なので、自治会が管理組合の仕事を兼任するのが効率良いような気がします。

 

大規模分譲地と言っても50世帯程度の分譲地なので、自治会と管理組合それぞれ5人ずつ役員を選出するため、ローテーションだと考えると5年に1回何らかの役員が回ってきます。

個人的には、多少役割がヘビーになっても自治会と管理組合を一つにし、集会や集金等の業務を一本化してほしいところです。

 

これとは別に自治会の班長もあるので、4年に1回くらいになるかもしれません。

都会的な人間である私にとって、多少役員になった時の仕事は重くても、回ってくる頻度は低い方がありがたいです。

※あくまで個人的な感想です。

管理費が年間約3万円必要

家計簿をつける女性

なお、管理組合の費用は年間3万円です。

これは街を綺麗に維持するための費用なので仕方ないですが、分譲地ならではの出費になります。

 

これに加えて自治会の方にも費用がかかります。

自治会費は月100円だけなので、まぁそこまで痛手なわけではありませんけどね。

 

とは言え、金額よりも集会や役員対応等の方が面倒なのは本音です。

生垣やシンボルツリーが指定される

庭の手入れをする男性

これもデメリットなのですが、街並みの景観を整えるため、ある程度使用できる素材やデザインが絞られることです。

絞られると言っても比較的選択肢の幅は広く、家のデザインについてはそれほど問題はありません。

 

しかし問題なのが、生垣やシンボルツリーの種類や位置まで決められてしまうことです。

ここにこの木を植えてください。整備も購入も手入れも全てご自身で責任を持って行ってください。というものです。

 

問題ない人には問題ないかもしれませんが、私が考えていた間取りの場合、これが大きなデメリットになるのです。

種類よりも高さ指定の生垣が嫌だった

街のイラスト

私の場合はそもそもガーデニングに詳しくないので、木の種類については指定されても問題ありません。

私にとって、指定されて嫌な点は2つです。

 

1つは、そもそも外壁を生垣にしなければいけないことです。

生垣にすると虫が湧きますし、剪定等の手入れが大変なので、多少お金はかかりますがコンクリートで外構を固めてしまおうかと思っていました。

 

しかし生垣指定なので、その夢は叶わなくなりました。

更にこの生垣の高さは1mと決まっており、その手前をコンクリートや柵で覆うことが禁止されています。

どの家も同じ条件ですが、間取りによっては歩道から庭やリビングが丸見え、という状態になってしまいます。

 

これも私の思い描く庭とは少し異なるため、大きなデメリットになっています。

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デメリットよりもメリットが大きいので妥協点ではある

分譲地なのだから、価値観が違うなら買わなければいい!というのはごもっともですが、一つも妥協しないと永遠に土地は決まらないのも事実です。

上記のようなデメリットはありますが、立地条件も価格も、それ以外は私にとってベストな土地です。

 

メリットとデメリットを比較するとメリットの方が大きいので検討は継続しようと思いますが、調べていても出てこない思わぬデメリットがあることに気づかされました。

 

これは分譲地によって特色が異なりますし、価値観によってもその重さは異なるかとは思いますが、大規模分譲地の購入をお考えの方は、ぜひこういったケースもあることを覚えておいてください。

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