家づくりから始めたこのブログですが、早いもので、家が完成してから3度目の冬がやってきました。
快適に過ごすノウハウもついてきて、愛着も増してきました。
そして冬になると特に感じるのが、家の断熱性の高さです。
断熱性の違いなんて分かるものなのかな?と思っていましたが、実際に住んで暮らしてみて、積水ハウスの断熱性の高さをひしひしと感じています。
積水ハウスのシャーウッド(SHAWOOD)に住んで3度目の冬
我が家は積水ハウスの木造建築、シャーウッド(SHAWOOD)で建てました。
土地探しから住み始め、その感想まで、記事に残しているので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
(記事を古い順から読むと、心境の変化等も読み取れるかもしれません)
カテゴリ : SHAWOODの家紹介
そんなシャーウッドの家に住んで、3回目の冬がやってきました。
大分住み慣れてきて、家の性能や暖めるコツも理解できるようになってきたので、必要最小限のエネルギーである暖を取るコツが分かってきました。
29畳のLDK+和室に7畳用のストーブだけ
我が家の暖房のデフォルトは、7畳用の対流型ストーブです。
対流型ストーブとは、ファンヒーターと違ってファン(扇風機)がついておらず、暖められた空気の動きだけで部屋を暖めるストーブです。
▲7畳用の対流型ストーブ「レインボーストーブ」。これ一つで24畳+5畳のLDKを暖めている。
ファンヒーターの方が暖かいですが、灯油の消費量は圧倒的に対流型ストーブの方が少ないです。
また、電気を一才使わないので、電気代がかかりません。
そんな7畳用の対流型ストーブ一つだけで、我が家は24畳のLDK+9畳の和室を暖めています。
これは間違いなく、SHAWOODの断熱性の高さのおかげだと実感しています。
参考記事 : 対流型ストーブは寒い?レインボーストーブを24畳のLDKで使った感想
部屋全体が暖まるまでに時間はかかる
7畳用の対流型ストーブ一つで部屋全体は暖まりますが、さすがに暖まる速度は遅いので注意が必要です。
断熱性が高く、ストーブの熱を逃しにくいのは間違いないですが、ストーブそのもののパワーはあくまで7畳用です。
特に朝は、部屋全体が冷えているので、暖まるのに時間がかかってしまいます。
急速に暖めたいのであればファンヒーターが最強なので、朝すぐに暖まりたい時は、対流型ストーブでは不十分かもしれません。
しかしファンヒーターであっても、ストーブの前だけ暖かければ良いので、同じく7畳用くらいのパワーで十分でしょう。
スポンサーリンク断熱性・機密性はエアコンのコスパにも跳ねる
注文住宅で家を建てる時、断熱性の高さはお金のかかるポイントでもあります。
断熱性能を下げれば、その分素材が安くなるので、家の値段も安くなります。
しかし快適性は大きく変わりますし、上述の通り、エアコン・暖房のコスパにも大きく影響してきます。
元を取れるかどうかは分かりませんが、7畳用の石油ストーブで29畳のLDK+和室が暖められるのだから、かなりの節約になるのは間違いありません。
29畳用の暖房やファンヒーターをガンガン回し、これを十年単位で続けるとなると、最終的に大きな差になるでしょう。
家を建てる時に借りたお金は住宅ローン控除等の対象になりますし、インフレにも対応できます。
実家に帰ると明確な違いを感じる
私の実家は、今から30年ほど前に建てられた鉄筋コンクリートの家で、同じく大手ハウスメーカーで建てられた家です。
しかし冬は寒く、暖房をかなりの出力で稼働させなければいけません。
LDKは同じく30畳近くありますが、灯油の減り具合は全然違う上に、7畳用のストーブで暖めているマイホームの方が暖かいまであります。
我が家はLDK内に障害物がなく、サーキュレーターで循環させやすい間取り、というのも違いの一つとして現れているかもしれません。
参考記事 : 【2階リビング】我が家の間取りを公開!拘りも解説【インナーバルコニー】
しかし樹脂サッシ、トリプルガラス、そして断熱材など、最新技術を駆使した積水ハウスの新築住宅と比べると断熱性能の差は肌で感じることができるレベルです。
実家も30年前は最新技術だったので、技術の進歩がいかに早いかがわかります。
きっとこの先、更に性能の良い家が登場すると思いますが、断熱性能はケチってはいけないと強く感じました。
▲ロックウールを使った断熱工事中。断熱材はそれぞれ長所と短所があるが、ロックウールは評判が良い。
スポンサーリンク感想、まとめ。積水ハウスのシャーウッドなら冬も安心!
私は積水ハウスのSHAWOODに住んでいて、この家のことしか詳しくないので、他のメーカーであっても現代の家は快適性が高いのかもしれません。
しかし、私の知見で言えることは、積水ハウスのSHAWOODは機密性・断熱性に優れているということ、そして機密性・断熱性に優れた家はとても快適だということだけです。
近年、エネルギー価格も高騰しており、その灯油代や電気代はバカになりません。
エネルギー代は生涯にわたって発生する固定費のようなものなので、家の機密性・断熱性は最初にケチるべきではないと感じました。
元を取れるかどうかまでは分かりませんが、快適性は間違いなく変わってきます。
積水ハウスの場合は断熱材の良し悪しを選ぶ必要はなく、積水ハウスの基準で(ほぼ)最高クラスの断熱材を使用してくれます。
この記事を読んでくださっている方は、多くが積水ハウスに興味があって調べている方だと思いますが、我が家は積水ハウスのSHAWOODにしてとても満足しています。