新居に住んで1ヶ月が経過し、だいぶ新生活にも慣れてきました。
一月前までの生活が信じられないくらい、新居での生活が自分の一部になってきました。
しかしそれと同時に、家作りで失敗したポイントも見えてきました。
注文住宅で何の失敗や後悔もない人はなかなかいないですが、我が家のミスは防げたミスだったなーと後悔しています。
まぁうだうだ言っても仕方ないので納得して住むしかないのですが、どんな点が失敗だったのかを紹介していこうと思います。
出来ることなら元に戻して直したい
失敗や後悔と言っても、基本的に代替手段がないものやお金的にどうしようもないものは含めていません。
考慮した上で、お金や土地の広さを考えて諦めたものについてはノーカウントです。
ここで書く失敗ポイントは、選択の連続である注文住宅において、明確に選択ミスをしたものです。
言い換えれば、「コストがかかっても良いので、出来ることなら元に戻って別の選択肢を選びたい」と言えるような失敗です。
ただ、自分の当時の知識ではどうしようもなかった部分はあったので、ある程度は当時の自分を許してあげたいと思います。
我が家の失敗・後悔ポイント、ベスト3
私が家作りで「失敗した」と思うポイントは、大きく三つあります。
そのうち二つは、簡単に諦めがつきました。
私の選択ミスではありますが、当時の私の知識では限界がありました。
その時の私の考えでは、最善の選択をしたつもりでしたが、結果的に最善ではなかった、というものです。
しかし第一位として紹介する失敗ポイントは、ただの失敗です。
こればっかりはもっとしっかり確認していれば防げたと思うので、本当に後悔です。
3位:砂利ではなくコンクリートにすべきだった
一つ目の失敗ポイントは、駐車場や庭周りの砂利です。
我が家の駐車場はコンクリートで固めましたが、その周りを砂利で敷き詰めました。
二階リビングなので庭をなくし、その代わりにインナーバルコニーを作ったのです。
しかし一部砂利にせず、全てコンクリートにすべきだったと後悔しています。
この砂利が結構飛び散ってしまい、拾うのがとても面倒なのです。
駐車場を歩いているうちに、駐車場前の道路に砂利が飛んでいたりして、拾うのに苦労します。
ホウキとちりとりで集めてますが、砂利って意外と集まらないんですよね。
更に子供は砂利を持ってパラパラと落として遊ぶので、更に飛び散るのに拍車をかけています。
一部砂利にした理由は、「コストが安いこと」と「将来ガーデニングもできること」でした。
コンクリートにしてしまうと、二度と土には変えられず、花や野菜を植えることはできなくなってしまいます。
しかし二階リビングなので、実際ガーデニングはバルコニーにプランターでも置いて楽しむと思います。
まさか砂利拾いがこんなに面倒だとは思っていませんでした。
2位:寝室に高窓は要らなかった
これは以前の記事にも書きましたが、寝室に設置した高窓です。
この高窓が想像以上に眩しく、目が覚めてしまいます。
リンク : 朝日が眩しい!窓ガラスに遮光シートを貼ってみた
高窓にロールカーテンを設置すべきだったと思いますし、なんなら、個人的には高窓自体要らなかったと考えています。
高窓はハウスメーカーの設計士のおすすめでもありましたし、妻も「朝日で目覚めるから良い」くらいの考えだったので、設置しました。
しかし高窓がなくても大きな窓があるので、部屋は十分明るくなります。
遮光シートを貼って対応していますが、完全に無駄なコストなので、過去に戻れるならなくしたいですね。
1位:シャッターのスイッチの位置を間違えた
第三位と第二位の失敗は、正直仕方ないと思っています。
確かに選択ミスではありますが、そうではない選択肢も吟味した上で、自分たちの話し合いで決定したものです。
しかしこの第一位の失敗だけは、本当に後悔です。
何を失敗したのかと言うと、寝室にあるシャッターのスイッチ位置です。
現在ドアの入り口部分にシャッターのボタンが付いていますが、ここは将来的に壁を作って、子供部屋になる場所です。
▲子供部屋のシャッターのスイッチと、寝室のシャッターのスイッチが横に並んでしまっている。
そのため、今は問題ないですが、子供部屋を作った時に、寝室のシャッターが子供部屋の中に入ってしまうのです。
これでは寝室のシャッターを動かせないので、子供部屋の壁を作る時に電気の工事もして、スイッチを動かさなければいけません。
私の記憶では、シャッターのスイッチをこんな場所に設置した記憶はありません。
しかしサインした図面には確かにそうなっていました。
おそらく、打ち合わせの結果を図面にした時に何らかの認識の相違があったのだと思います。
実際に図面にプロットする際に、打ち合わせの結果と違うことになっているポイントがいくつかあり、指摘して修正していただきました。
しかしこのシャッターのスイッチだけは見落としていました。
契約した図面がそうなってる以上、もう文句は言えません。
電気関係の図面は複雑で読むのが難しく、確認の手を抜いたのは否めません。
とは言え、ちゃんと見れば素人でも何となく分かる内容なので、よく時間を取って確認すれば気付けたと思います。
これは本当に後悔です。
スポンサーリンクスイッチについては防げたミスなので後悔
何度も家作りをしていれば話は別ですが、多くの人は初めての注文住宅です。
おそらく、失敗点が全くない家なんてほとんど存在しないでしょう。
私もそう思っているので、砂利や高窓についてはうまく工夫で付き合っていくしかないと、それなりに納得しています。
しかしスイッチの位置については、ただの私の確認不足です。
「やらかした」以外の何モノでもなく、ただただ自分自身を責める「後悔」です。
当面は気にしないことが大事
とは言え、もうどうしようもないものはどうしようもないのです。
この期に及んであーだこーだ言っても仕方ないので、気にしないようにしています。
シャッターのスイッチについては将来的に修正必須なので、壁を作るタイミングで電気工事をしてもらおうと考えています。
軽く調べた感じでは、10万円もあれば工事はできそうです。
しかし、住宅ローンに比べれば10万円なんて大したことないですが、10年後くらいに追加で10万円払うのとはわけが違います。
その時の10万円の出費は家族旅行のお金であり、車検費用であり、税金の費用でもあるのです。
スポンサーリンク感想、まとめ。悔しいけど仕方ない
10万円で直せる内容なので、致命的なものではありません。
しかし例え直せないものであっても、考えた上での選択ミスであれば諦めもつきました。
今回、スイッチの位置については完全に私の手抜きが原因なので、余計後悔が大きいです。
仕事が忙しかったわけでもないので、本当にもう少し努力できたと思います。
しかし現実にそうなっている以上、気に入らない点や失敗した点とも上手く付き合っていくしかありません。
ホームセンターや通販には色々な道具が売っているので、そう言ったものを駆使して、可能な限り対応するしかないのです。
このブログを読んでくださった皆様に教訓としてお伝えしたいのは、どれだけ細かくても、面倒でも、図面は手を抜かずに確認することをおすすめします。
「打ち合わせで言ったから、設計士の先生なら大丈夫」ということはなく、最後の最後まで油断は禁物です。