新居に住み始めて、もう3週間が経ちます。
片付けも終わってようやく生活が落ち着いてきました。
まだインターネットが開通していないので、残す課題はそれだけですね。
早く工事をしてもらいたいところですが、コロナウイルスが蔓延(執筆現在)している状況なので、果たして来てもらえるかどうか、不安です。
さて、今回ご紹介するのは壁掛けテレビです。
我が家は置き型ではなく、壁掛けタイプを採用しました。
我が家は壁掛けテレビを採用!
設計時、テレビを壁掛けにするか、AVボードの上に置くかを尋ねられました。
ずっと決めていた、と言うわけではありませんが、私は迷いなく「壁掛けテレビ」を選びました。
どこか心の中で憧れのようなものがあったのかもしれません。
妻も特に反対することもなかったので、我が家では比較的すんなりと、壁掛けテレビにすることが決まりました。
最近ようやくテレビが届き、設置してみましたが、やっぱり良いですね、壁掛けテレビ。
置き型と比べてスタイリッシュ感が圧倒的です。
壁掛けテレビを採用した理由
壁掛けテレビを採用したのは直感だけではありません。
デメリットは落下リスクですが、それさえ問題なければ壁掛けテレビの方がメリットは多いと思います。
兎に角見た目が格好いいのが一番ですが、掃除が楽なのも大きなメリットです。
理由①:配線をスッキリさせたかった
壁掛けテレビの場合、配線も宙に浮きます。
テレビから配線までの距離が短くて済むので、かなりスッキリします。
余ったコードは写真のように束ねて、なるべく邪魔にならないようにしています。
もっとスマートにまとめておきたいところですが、センスがないんですよね。笑
また、配線が地面(AVボード)につかないだけで、埃の溜まり方も変わってきます。
宙に浮いたコードの部分はホコリはたきで落とさないといけないですが、落ちたホコリは簡単に掃除できます。
テレビ周りは掃除が面倒なポイントでもあるので、簡単に掃除できるのはメリットです。
理由②:ルンバを走らせたかった
また、テレビが宙に浮き、AVボードがなければ、ルンバも走ることができます。
ソファもルンバが走れる高さにしてあるので、我が家のリビングは基本的にルンバが全て掃除してくれます。
ルンバがあってもAVボードの下やソファの下は埃が溜まってしまいますが、壁掛けタイプであれば問題ありません。
我が家のLDKは基本的にルンバ任せで、掃除機はあまりかけません。
一軒家は掃除が大変なので全ての部屋をルンバに任せたいところですが、LDKだけでもだいぶ助かります。
30年後くらいには、全ての部屋を自動で掃除してくれているんでしょうね。
スポンサーリンク壁に補強は必須
壁掛けテレビにする場合は、壁を補強しなければいけません。
小さいテレビなれ問題ありませんが、サイズによっては壁が崩壊する危険性すらあります。
注文住宅の場合は、予め壁掛けテレビにしたい旨を伝え、その部分に補強をかけてもらうようにしましょう。
▲テレビ設置前の壁の様子。
壁に補強したとしても、そこまでコスト増にはなりません。
注文住宅の金額規模からしたら誤差のようなものです。
我が家の場合は本来「エコカラット」という素材が貼られる予定の場所を補強して剥き出しの壁にしたので、エコカラット代が浮きました。
コストについてはほぼいってこいだったと思います。
壁が崩れたりしたら、それこそウン十万とかかってしまうので、壁掛けテレビをしたいのであれば、補強は必須だと思った方が良いでしょう。
適合機種とアームの耐荷重を確認しよう
壁掛けアームを買うときは自分の持っているテレビが対応可能なのか、またアームの耐荷重は何kgかをよく確認するようにしましょう。
アームはインターネットで買いましたが、商品ページ内で適合機種の検索ができるようになっていました。
自分が持っているテレビの型番を打ち込めば簡単に検索できます。
(購入するアームにもよると思いますが、大抵のアームは適合機種が掲載されているはずです。)
取り付けはインパクト等があれば自分でもできますが、注文住宅であればついでにやってもらった方が良いです。
いずれアームを交換する時は自分でやらなければいけなくなると思いますが、やってもらえる限りはやってもらった方が良いと思います。
万が一取り付けに失敗して、落下して新築の床を傷つけてしまったら、堪ったものではありません。
まぁ新築じゃなくても堪ったものではないのですが、極力自分で取り付ける回数は減らした方が無難です。
自分でやって経験を積むメリットもありますが、次にアームを取り付けるのが10年も20年も先では、正直忘れていると思います。
お願いできるならプロにやってもらいましょう。
(積水ハウスはサービスでやってくれました)
スポンサーリンクアームは定期的に点検しよう
テレビの壁掛けアームはネジやボルトで固定しているので、時間の経過と共に、わずかに緩んできます。
一度安定させると慣れてしまい、点検を怠りがちですが、ネジやボルトの固さ等は定期的に確認するようにしましょう。
万が一落下すると、間違いなく床は凹みます。
また、ぶつかったもの全てを破壊することになるでしょう。
我が家の場合はテレビの下にAVボードを取り付けてあるので、下手したらAVボードが壁から外れてしまうのではないでしょうか。
しかし最も悩ましいのがアームの寿命です。
定期点検を行えば当面は大丈夫ですが、経年劣化というものは必ずあるはずです。
ちゃんと点検していても、寿命が来た時に落下してしまってはダメージがデカすぎです。
しかし壁掛けアームの寿命と調べても出てくるのはテレビの寿命ばかりで、アームの寿命は出てきません。
個人的な感覚で言えば10年くらいで、その後はチキンレースな気もします。
まだまだ先の話ではありますが、落下してからでは遅いので、アームのサビや状況を見ながら、10年くらいでは変えた方が良いのかもしれません。
ハウスメーカーの10年点検とかで確認してくれたら良いのですが、外部で買ったものなのでおそらく無理でしょう。
壁掛けアームの大きな課題の一つかもしれません。
感想、まとめ。安全性は10年単位で試される
少なくとも現時点では、壁掛けテレビにして大変満足しています。
このスッキリ感は本当に魅力です。
ホコリはたきで叩いて、掃除機をかければ良いので掃除も楽です。
地震時等の安全性は不安が残りますが、アーム自体はとても頑丈なので、当面は問題ないと思います。
しかし真価が試されるのは10年以上経ってからでしょう。
たとえ10年後であっても、落下してウン十万という損害を発生させてしまったら、それは失敗と言わざるを得ません。
一度でも落下したら、壁掛けテレビではない方が良かった、という結論になります。
それくらい、テレビが落下した時のダメージはデカいです。
一先ずは様子を見ながら、定期点検を欠かさずに行おうと思います。