家作りにあたっては、生活を便利・快適にする上での拘りと、デザインとしての拘り、そして遊びポイントとしての拘りがあると思います。
我が家が、家族や友人と楽しむためだけに作ったのが、インナーバルコニーです。
このブログにはその過程を書きましたが、最初は屋上を検討していました。
リンク : 憧れだった屋上付き住宅を断念した理由!代わりに採用した間取りは?
屋上への憧れは捨てきれませんが、使い勝手を加味すると、インナーバルコニーで良かったと思っています。
特に二階リビングとの相性は抜群で、とても快適で楽しく生活しています。
物理的に不可能ですが、リビングに隣接していて、屋上の広さと高さを兼ね備えていたら最高なんですけどね。
・・・と言うわけで、今回は我が家の一番の拘りポイントでもある、インナーバルコニーについて書いていきます。
我が家の拘り「インナーバルコニー」
注文住宅を建てる以上は、拘って決めたポイントがたくさんあると思います。
一生に一度のマイホームなので、悩みに悩んだことでしょう。
我が家も様々な拘りポイントがありますが、最も特徴的なのが、二階リビングと、それと隣接するインナーバルコニーです。
ざっくりとした間取りの紹介は、下記の記事をご覧ください。
リンク : 【2階リビング】我が家の間取りを公開!拘りも解説【インナーバルコニー】
以前、二階リビングの住み心地については書いたのですが、インナーバルコニーについてはあまり詳しく書いてなかったので、詳しく紹介していこうと思います。
参考リンク : 2階リビングは荷物の上げ下げが不便?実際に住んでみた感想
実際に使ってみて、大変満足しています。
二階リビングの横にインナーバルコニー
我が家は二階リビングを採用しているため、庭という庭は作っていません。
元々そこまでガーデニングをしたいという思いがなかったため、そういったスペースも求めていませんでした。
特に二階にリビングを作ってしまうと、折角綺麗にガーデニングをしても、あまり見る機会がなくなってしまいます。
そのため、我が家にはこれと言って「庭」というスペースはないのですが、その代わりにあるのがインナーバルコニーです。
屋外と屋内との中間的なもので、屋根がある外、広いバルコニーと思っていただければと思います。
我が家のインナーバルコニーは7畳あるため、ちょっとした部屋よりも広いサイズになります。
この分部屋を作って5LDKにしても良かったのですが、アウトドア好きな私としては、家にいながら屋外が楽しめるスペースが欲しかったので、インナーバルコニーを採用しました。
スポンサーリンクバーベキューやタコパを楽しむ
新居に住み始めてまだそれほど経っていませんが、さっそくバーベキューやタコパを楽しみました。
というより、ちょうどコロナウイルス感染拡大のために外出自粛となったので、毎週のようにインナーバルコニーで楽しんでいました。
私はキャンプが好きなので、基本的に外で食べるご飯が大好きです。
暑い夏にバーベキューを楽しみながら、キンキンに冷えたビールを飲む、なんて、とても贅沢です。
インナーバルコニーは屋外なので、家の中と違って煙や油跳ねを気にしなくて良いのもメリットです。
火災の危険があるため、ホットプレート推奨
インナーバルコニーは庭代わりではありますが、庭のように火を使ったバーベキューはおすすめできません。
防水加工は火に弱いため、ちょっとした火種でも穴が空いてしまいます。
火種を落とさなければ問題ありませんが、最悪の場合火災の発生リスクもあるので、リスクが高すぎです。
そのため、インナーバルコニーでのバーベキューはホットプレートがおすすめです。
我が家はBURUNOのホットプレートを使っていますが、温度調節も簡単でデザイン性も良く、おすすめです。
なお、インナーバルコニーに電源がない場合は家の中から伸ばすしかなくなるので、設計時にコンセントを設置しておくことをおすすめします。
家の中から取ると窓を開けなければいけないので、エアコンの冷気や暖気も漏れますし、虫も入ってきてしまいます。
インナーバルコニーを楽しむのであれば、コンセントと水道は必須です。
二階でも屋根があれば想像以上に涼しい
私が実際にインナーバルコニーに出てみて思ったことは、「想像以上に涼しい」ということです。
▲夜の様子。天井があるので電気が点く。
インナーバルコニーは屋根があるため、必ず日陰になります。
日差しが強い日でも、日陰であればそれなりに涼しいです。
また、二階にあるためか、一階よりも風を感じる機会が多いです。(気のせいかも?)
しかし反対に、冬であれば想像以上に寒いです。
ひなたぼっこが気持ち良いような季節だと、逆に「もっと暖かくても良い」と感じるかもしれません。
スポンサーリンク夏が本番!次はプール!
我が家のインナーバルコニーにはハンモックを設置し、バーベキューをしたりお酒を飲んだりと、インナーバルコニーを満喫しています。
私が元々やりたかったのは、バーベキューとプールです。
子供が1歳半になるので、近々プールデビューをさせたいと思っています。
私もプールに足を入れながら、冷蔵庫から取り出したビールをグビッといきたいと思っています。
二階なので人目を気にせず楽しめるのも、インナーバルコニーの魅力の一つです。
通行人から見えてしまうと、自然と自制心が働くのが大人です。
別に大はしゃぎをするつもりはないですが、プライベート空間であればあるほど、解放感は増していくと思います。
(そういう意味でも、やはり楽しむという観点だけなら屋上は最強だと思います。)
感想、まとめ。インナーバルコニーは住宅密集地にはおすすめ
諸々検討した結果、最終的にインナーバルコニーの設置を決めた我が家ですが、今のところ大満足です。
私の実家は山梨県の田舎ですが、田舎であれば隣家との距離も遠く、庭も広いため、そもそも二階リビングにするメリットは小さいかもしれません。
しかし都会と言わないまでも、ベッドタウン等の住宅密集地には、二階リビングはメリットが大きくあると思います。
隣家が目と鼻の先にある状態でも、リビングのカーテンやシャッターを常に開け続けられるのは、とても解放感があります。
二階リビングでは気軽に庭に出ることができなくなりますが、その点はインナーバルコニーで解決できます。
もちろん「インナー」ではなく、普通に広いバルコニーでも問題ありません。
天井がないのも気持ち良いので、その辺りは好みですね。
我が家の場合、どうせ景色は他人の壁になってしまうので、それならばいっそのこと、と言うことでインナーバルコニーにしました。
景色や日当たりが良い方向にバルコニーを作れるなら、フルフラットバルコニーも素敵だと思います。
高いところに屋外空間があると言うのは、庭とはまた一味違った気持ち良さがあります。