我が家は間取りも全て決まり、いよいよ工事の着工に移ります。
しかしその前に必ず必要なのが、住宅ローンの審査です。
住宅ローンが通らなければ着工することができません。
どの家も必ず通る道ではありますが、この手続きが非常に面倒です。
我が家は妻が育休中に手続きを進めていますので、これがまた面倒さに拍車をかけています。
我が家は育休中に注文住宅を建てていた
我が家は子供が生まれて約2ヶ月後から、注文住宅の検討を始めました。
妻が産後、体調が回復してきてから、徐々に動き出したような形です。
当時を思い出すと、とても懐かしく感じます。
リンク : 注文住宅が建つまで約1年!我が家の流れとスケジュールを大公開!
注文住宅を検討する上では、妻が育休中というのはありがたかったです。
夫婦二人で働いていると平日に家事も溜まってしまいますので、土日両方とも家づくりに充てる、ということがなかなか困難でした。
そのため、復帰する前に注文住宅の打ち合わせが終えられたのは良かったと思います。
しかし分かってはいましたが、住宅ローンを受けるための手続きにはたくさんの書類が必要です。
中には会社に発行してもらわなければいけない書類も多く、この書類を会社から取り寄せるがめちゃくちゃ面倒でした。
住宅ローン審査にはたくさんの書類が必要
住宅ローンは自分が生涯稼ぐお金を予め借りるようなもので、当然非常に高額になります。
にもかかわらず金利は低いため、銀行としては貸し倒れリスクは最小限に留めたいのです。
一人が破産して回収不能になったとすると、何人分の利子が飛んでいくか分かりません。
そのため、銀行としても審査は慎重に行いたいと考えていることから、あれやこれやと書類の提出を求められます。
ローン審査なのである程度は覚悟しましたが、次から次へと必要書類が出てくるので大変でした。
※銀行によって審査の厳しさは異なると思います。
給与証明や復帰(予定)証明も必要と言われた
私が借りたのは、住宅金融支援機構で、夫が借りて妻が連帯債務、という形を取ろうと思っていました。
本ローンとして借りたわけではなく「つなぎローン」の代わりとして借りたのですが、万が一他社で本ローンに落ちた場合はそのまま日本住宅支援機構に借りることができる、というローンになるようです。
私も詳しくはよく分かっていないのですが、こちらの記事に詳しく書いています。
リンク : 住宅金融支援機構でつなぎローン!?積水ハウスで金利が安かった話
そのため、ローン審査も全額借りたことを想定した審査を受けることになります。
当然、提出書類もたくさんあります。
源泉徴収票等は簡単に出せますが、給与証明や、育休から「復帰予定である」という証明書の提出も求められました。
育休から復帰した「復職証明」であれば分かりますが、復帰予定を証明する書類は初めて聞きました。
まだ保育園に入れるかも分からない状態なので、あくまで復帰する意思があることの証明しかできません。
そんなものに意味があるのか?とも疑問に思いましたが、出せと言われたので仕方ありません。
また、給与証明についても源泉徴収票と同じ金額が書かれるだけなので、妻の分まで必要なのは少し疑問でした。
住宅金融支援機構は何となく堅そうなイメージがあるので、住宅金融支援機構じゃなければここまでの書類は必要なかったかもしれません。
その辺りは比較できないので分かりませんが・・・。
スポンサーリンク育休中は会社への申請が面倒くさい!
住宅ローンを借りるので書類が必要なのは仕方ないですが、やはり会社に書いてもらわなければいけない書類は面倒くさいです。
さらに育休中であることが、書類の面倒くささを増しています。
育休中でなければ、出社時に庶務担当に相談することもできますが、育休中の場合は遠隔で連絡を取る必要があります。
電話でのコミュニケーションではうまく意思疎通ができないこともありますし、先輩社員のアドバイス等ももらえません。
我が家の場合、住宅金融支援機構が給与証明を出せと言うので、まず給与証明を作成してもらいました。
源泉徴収ではなく、毎月の給与やボーナスが書かれたものです。
しかし給与証明を提出すると、今度は育休からの復帰見込証明書を出せ、とのこと。
「どれだけ疑うのか?」とも思いましたが、審査のために書類が必要なのは仕方ないことです。
しかしだとしても、「必要な書類は一度に言ってくれよ」というのは正直な感想です。笑
育休中でなければ庶務担当に雑談混じりにお願いすることもできますが、電話でのコミュニケーションになるとより申し訳なさが出てきます。
育休中は会社へ連絡するのも気が引ける
そもそも育休中は、会社に連絡するのも気が引けるのではないでしょうか。
仕事の話なら遠慮することはないのですが、完全にプライベートの話です。
久々に連絡が来たかと思ったら、家を買うので証明書を作成してくれ、というのはなんとなく気が引ける人も多いと思います。
「権利なんだから遠慮することはない!」というのは正論ではありますが、どうも心理的なハードルがある人もいるのではないでしょうか。
更に我が家のように、一度に会社にお願いできず、五月雨にお願いしなければならないような状況であれば尚のことです。
スポンサーリンク感想、まとめ。仕方ないことだと割り切る
我が家は育休中に家づくりを始めましたが、育休中で良かったと思うことは多々ありました。
我が家は夫婦共土日休みなので、まだ仕事があっても何とかなりますが、夫婦の休みが合わない方はもっと大変です。
土地やハウスメーカーを探したり、間取りを決めたりするのは、夫婦揃わなければできません。
そのため、どちらか一方が仕事に囚われず自由に動けると言うのは、非常にメリットがあります。
今回書いたように、育休中だと会社に連絡するのが憚られて、書類を取るのが面倒、というデメリットもありますが、総合的には育休中に家づくりをするメリットの方が大きいと思います。
そのため、少し面倒な手続きが増えますが、仕方ないことだと割り切るしかないとは思っています。