現在間取り作成の最終調整フェーズにいるのですが、リビングの広さが最後の砦となっています。
まだ少し変動するかもしれたせんが、LDKが縦に並ぶ形で、22畳程度の広さ、というのが一つの案です。
営業マンからは「広いリビングでいいですね!」と言われますが、実際どれくらいの広さなのかイマイチ想像がつきません。
リビングを広く解放的にしたい、というのが拘りでもあったので、「広い」と言われるのは純粋に嬉しいものですが。
しかし客間やインナーバルコニーの広さを調整すれば、もう少し広いリビングにすることも可能なので、その辺りが非常に悩ましいところです。
なお、我が家は現在積水ハウスで進めていますので、積水ハウスのモデルハウスを見学しました。
22畳で縦型のリビングを実際に見学
広さの感覚が良く分からないので、実際に似たような規模感のモデルハウスを見学してみることにしました。
モデルハウスは異常な大きさの物件が多いので、参考になる物件があるかどうかは営業マンに聞いてみないと分かりません。
私の場合は、DKだけで22畳あり、Lが横にくっついている間取りのモデルハウスを案内してもらいました。
画像出典 : 積水ハウス
真ん中部分のDKでちょうど22畳あります。
この間取りであればサイズ感は一緒なので、あとは何となく脳内変換していくだけです。
実際の22畳DKの写真がこちら。
写真右側にあるのがキッチンで、写真左側にあって少し高くなっているのが、ちょっとした書斎のような作業スペースです。
この間取りから、キッチンと書斎を除いた広さが22畳になります。
やはりモデルハウスはとんでもない広さですね。
キッチン位置からテレビもよく見えるサイズ
縦にL・D・Kと並んだ間取りで気になるのは、キッチンから見た景色です。
一言で22畳縦型LDKと言っても、横幅によって長さが異なるため、一概には言えません。
我が家の場合は幸い近い長さのLDKだったため、実際に立って感覚を見ることができました。
先ほどの写真をもう一度載せますが、実はこれがキッチンの位置に立って見た場合の目線になります。
この目線の位置から壁(ガラス)まで、およそ7メートルあります。
このモデルハウスは屋外と続いているため広く感じますが、実際は窓ガラスの位置に壁が立ち上がります。
その壁のところまでが7メートルで、そこにテレビを置き、料理をしながら見るような形になります。
もちろんテレビの大きさにもよりますが、テレビから7メートルという距離は、市販されている大きめのテレビを買えば、良くも悪くもちゃんと見える距離だと感じました。
ただし、ガラス張りになっているのと壁になっているのとでは、広さの感じ方は大きく異なります。
また更に、このモデルハウスは左右に壁がありませんが、実際には左右に壁が立ちますので、圧迫感もあがります。
そのため、同じ22畳の広さではありますが、空間の感じ方としては「一回り小さいサイズ」だと思っておけば良いでしょう。
スポンサーリンクモデルハウスは天井が高い
大抵のモデルハウスは、天井が高く作られています。
一般的には天井は230cm~250cm程度の高さで作られることが多いですが、モデルハウスの天井高は280cm以上の場合が多いです。
このモデルハウスも、確か天井高280cmだったと思います。
天井の高さが30cm違うと、そこに立ってみた感覚は大きく異なるため、注意が必要です。
モデルハウスを見学して「広い!」と思っても、いざ実際に家が建つと「あれ?こんなものだっけ・・・?」と思う要因になります。
そのため、同じ間取りの家を見ても、「モデルハウスよりは狭く感じる」という認識はもっておいた方が良いと思います。
このモデルハウスに至っては、正面も壁になり、左右も壁になるので、文字通りの「一回り小さい」という感じ方になるのではないかと予想しています。
「広い」と言われるが、体感的には「快適」だと思った
22畳のリビングを計画していますが、よく営業マンには「広い」と言われます。
しかし実際にモデルハウスで見て感じたのは、「丁度良い広さ」だということです。
広い広いと言われるほどの広さは感じませんでしたし、もちろん狭いとも感じませんでした。
純粋に思う「丁度良い広さ」で、欲を言えばもっと広くても良いくらいですが、キリがないのでこれが適当なサイズかも?という感覚です。
この感覚は人によって異なりますし、少し贅沢な考え方かもしれませんが、私が率直に感じた感想はそんな感じでした。
スポンサーリンクまとめ。検討している間取りはモデルハウスで実際に体感すべき!
リビングが22畳かどうかは関係なく、自分が考えている間取りはモデルハウスで見学することをおすすめします。
モデルハウスはあまり参考にならないという意見もありますが、空間的な感覚を掴む目的であれば十分参考になると思います。
一般的な6畳とか7畳の部屋であれば、どこのモデルハウスに行っても大抵ついていますので、その空間に立ちながらベッドや机の配置等の想像を膨らませるのも良いです。
特殊な形の場合はなかなか見学できない場合もありますが、四角い部屋であれば見学可能な場合が多いです。
しかしLDKの場合はなかなか都合の良い広さのものがないことが多いため、営業マンに案内してもらうと良いでしょう。
もし丁度良いサイズのモデルハウスがない場合は、建築中の建物や建売物件を案内してもらえる場合もあるので、それもあわせて相談してみると良いでしょう。
実際に人が住むために作られた家は、モデルハウスよりも参考になります。
部屋の広さは住宅の満足度に直結するため、たとえ広さが変わらなくても、予め正しい感覚を持っておくことは大切だと思います。