夢のマイホームの実現に向け、現在間取りを考えています。
色々な方法で情報収集をしながら、最終的には自分の価値観に照らし合わせて決めることになります。
リンク : 間取りのアイデアも情報収集が大切!間取りの情報収集3パターン
現在悩んでいるテーマは、書斎が必要かどうか?というテーマです。
うちの実家は書斎がありましたが、私はあってもなくても良いと思っています。
しかし将来も同じ気持ちでいられるのでしょうか?
何年後、何十年後はどんな気持ちでいるか分からないので、考えれば考えるほど自信がなくなってきます。
一人になれる部屋は必要なのか
書斎があることによって、一人になれる空間ができます。
子供には子供の部屋がありますが、夫婦には寝室があるだけで、それぞれの部屋はありません。
しかし書斎と言うと一般的には旦那が使うものですが、妻の部屋はないのに、旦那の部屋は必要なのでしょうか?
書斎を夫婦二人で使う部屋だとする場合でも、リビング以外に必要でしょうか?
これが非常に悩ましいところです。
今現在、一人になれる部屋が必要かと言われると、特に必要はないと答えます。
しかしこれが将来にわたって必要ないかと聞かれると、自信を持って答えられる理由も、その根拠もありません。
書斎を作らないメリット
書斎を作るか作らないか、という点であっても、メリットとデメリットはあります。
しかし書斎問題においては、どっちが正解ということはありません。
好みや価値観によって判断すべき内容と考えています。
そのため、私が挙げるメリットも、メリットと感じない人がいるかもしれません。
他の部屋が広くとれる!
書斎をなくす最大のメリットは、他の部屋が広く取れることです。
他の部屋、特にリビングが広く取れるのは魅力の一つと言えるでしょう。
私が現在考えている間取りは、2階にリビングを持って行き、1回に水回りを含めた全ての部屋を集約させる間取りです。
参考リンク :二階リビングのメリットとデメリット!老後の対策について
1階に水回りを持って行けば広々としたリビングを作ることができますが、その代わり1階は狭くなります。
水回りを1階にまとめても、子供部屋や寝室を広々と確保できるのは、書斎がないからと言えるのではないでしょうか。
リビングでの交流時間が増える
書斎がないことによって、自分の居場所はリビングか寝室のどちらかになります。
そのため、書斎がある場合と比べて、圧倒的にリビングにいる時間が長くなります。
私の実家は書斎があったので、母はリビングにいつもいて、父は大抵自分の部屋にいる、という構図ができていました。
書斎がないことによって、家族のコミュニケーションの時間が増えるのは間違いありません。
これがメリットなのかデメリットなのかは微妙なところです。
たとえば、夫にリビングに長居されてもウザったい、という場合は、書斎があってリビングにいる時間が少なくなることはメリットになります。
家族の交流が増えるのはメリットだと思いますが、人の価値観によってメリットになることもあれば、デメリットになることもあります。
スポンサーリンク書斎を作らないデメリット
書斎を作らないことによるデメリットもメリット同様、考え方や感じ方によって異なります。
デメリットとして挙げたものが、人によっては全くデメリットに感じない場合もあります。
それどころか、メリットにすら感じられる人もいるのではないでしょうか。
一人の空間がなくなる
書斎のメリットの裏返しになりますが、最大のデメリットは、一人の空間がなくなることです。
リビングは家族の共有スペースですし、客間に籠るというのも変な話です。
寝室は夫婦の共有スペースなので、ここも一人にはなれません。
あるとするならば、お風呂とトイレくらいですが、ここに長居するお父さんは嫌われますよね。
お風呂もトイレも一人になれる空間ではあるものの、共用スペースであることに変わりはないからです。
家族からの風当たりが強くなった際の逃げ場所がなくなる
今は夫婦円満、家族仲良しかもしれませんが、それがいつまで続くかは誰にも分かりません。
死ぬまでずっと家族仲良し、という家庭もあれば、家の中で肩身の狭い思いをしている家庭もあります。
もちろん最初から最後まで家族仲良し!というのが理想ですが、全ての家庭がそうではないのは事実です。
そんな時に書斎があると、そこは自分が唯一自由になれる空間になります。
少し寂しい話ではありますが、リビングに居づらい、という状況になってしまった時に、逃げ場があるのはリスク回避になるのかもしれません。
一人になってやることがあるかどうかは人によって違う
人によって考え方が異なるのが、「一人になりたいのかどうか」です。
一人の部屋を作って一人になったとして、そこでやることがあるのでしょうか?
私は正直、一人になってやりたいことはそれほどありません。
一人で漫画を読んだり、映画を見たりしたい、ということはあるかもしれませんが、私にとって部屋を作るほどのウェイトはありません。
ただ、何十年後のことは誰にもわからないのも事実です。
何十年後に、一人で没頭する趣味が見つかり、一人の部屋が欲しくなったとしても、それはもう手遅れです。
特にフリーランスの場合は作業部屋は必要
将来においても、一人で集中してやること、つまり明確な使い道が分かっている場合は、寧ろ書斎は必須です。
特にフリーランスの方にとっては、仕事を行う場所にもなります。
集中して仕事をするためには、それなりに防音されていて、誰にも邪魔されない空間が必要なのです。
あとは株やFX等を行っている場合や、読書が趣味の場合も、集中して取り組む必要があるかもしれませんね。
他にもたくさんあるのだと思いますが、いずれにせよ、一人になれる空間が欲しいかどうかはその人の仕事、趣味、嗜好等によって大きく変わってきます。
スポンサーリンク寝室に書斎を兼ねる
私の場合はどうかというと、今のところ、そういった趣味や仕事は持っていません。
仕事もサラリーマンなので、家では広いリビングでグダグダしたいという欲求の方があります。
しかし確かに一人で座って作業したい時間が全くないかというと、そういうわけでもありません。
リビングで行っても良いですし、部屋を作るまでもないですが、もし書斎があるなら、あるに越したことはありません。
そこで思いついたアイデアとしては、寝室を広く取り、作業スペースを設けることです。
完全に一人の部屋ではないですが、就寝時間以外は静かに、一人で作業できる空間であることは間違いありません。
調べてみると、寝室に机と椅子を置いて作業スペースにしているケースも多いようです。
書斎として部屋を作るまでもない私にとって、これくらいが丁度良いような気がしました。
まとめ。明確に一人でやりたいことがあるかが判断基準
書斎が必要かどうかは、本当にその人の価値観によって異なります。
自分の趣味は何で、一人でやりたいことがあるのか、そもそも「自分の部屋」というものに拘りがあるのか、等です。
書斎がある家もない家も、どちらも選択肢としてはアリだと思います。
私の場合は趣味がアウトドアなので、そこまで一人になれる部屋というのも求めていません。
今の考えで言うと、寝室に作業空間を作れば十分です。
しかし将来的に欲しくなる可能性は大いにありますが、その時は今の自分の選択を自己責任として我慢することとします。