広すぎる庭をコンクリートで埋める!必要な費用は?

私が土地を探している中で、とある土地が見つかりました。

その土地は悪くはないのですが、いくつか私たちの条件に合わない部分がありました。

その中の一つが「広さ」です。

 

狭すぎて家が建たない!ということはよくありますが、この物件は逆に広すぎでした。

「大は小を兼ねる」という言葉がありますが、広すぎるのも考えものです。

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希望よりも広い土地が出てきた

売地のイラスト

私たちが探している土地は、希望としては130㎡~150㎡くらいの広さの土地です。

家に屋上をつけたいので、庭はそれほど必要なく、適度な広さが良いと思っていました。

 

しかし売りに出てきた土地は288㎡

 

想定よりも130㎡以上広い大きさの土地でした。

土地が広いと、雑草が生えるのが大変・・・。

雑草が生えた家

「大は小を兼ねる」という言葉がある通り、広い分には全く構わないのではないか?と思うかもしれませんが、実際はそうもいきません。

無駄に広いと固定資産税も多くかかりますし、固定資産税の控除も広さによって変わってきます。

 

しかし個人的には、お金の問題よりも手入れの方が課題だと思います。

いくら立派な家を建てても、雑草が生えまくっていたら見栄えも悪いです。

 

特に使う予定のない無駄に広い土地を買って、手入れも追いつかなくて草ボーボー、というのでは本末転倒です。

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コンクリートで飢えてしまえば解決?

コンクリートブロック

広い土地に対して、手入れをしなくて済む方法は「コンクリートで固めてしまうこと」です。

使わない部分はコンクリートで埋め、駐車場や物置を設置すれば、雑草の処理に苦しまずに済みます。

 

ただし、一度コンクリートで固めてしまうと、元に戻すのは大変です。

コンクリートで固めてみたものの、埋めすぎて庭の大きさが思ったより狭く、もう少し広くしたい、と思っても時すでに遅しです。

 

そのため、土地をコンクリートで固める場合は、どのくらいの広さを埋めるのか、慎重に判断する必要があります。

コンクリートで埋めるために必要な費用

お金のイラスト

庭をコンクリートで埋めることについて、もう一つ気になるのが費用です。

工務店の人に確認したところ、ランニングコストについては、ほとんど気にしなくて良いとのことでした。

もちろん天災や事故等でコンクリートが壊れる可能性がありますが、庭の消毒をしたり、手入れをしたりするコストに比べて特筆してコスト増になるわけではないようです。

 

問題は初期費用(イニシャルコスト)です。

工務店の話では、土地をコンクリートで固める場合、1㎡当たり7,800円程度かかるようです。

駐車場のエリアについては更に鉄筋を強固にするため、1㎡あたり8,500円程度が目安となります。

駐車場エリアの方が狭いので、均して8,000円/㎡程度かかるとします。

 

私が見た土地の場合、288㎡のうち、建物は20坪(66㎡)、庭は6.5坪程度にしたとすると、約200㎡は余ることになります。

これを駐車場と物置倉庫等にしてコンクリートで埋めたとすると、

200㎡ × 8,000円 = 1,600,000円

かかることになります。

 

業者によって値段は違ってくると思いますが、目安としてこれくらいはかかります。

これを高いと見るか安いと見るか・・・。

ランニングコストは下がるのでは?

庭をコンクリートで固めることにより、ランニングコストは寧ろ下がるのではないかと考えています。

雑草や害虫が出るのであれば、消毒剤を散布しなければいけませんし、芝生を手入れする機械や雑草を抜く道具、アリの巣退治なんかも必要ですね。

 

これらのコストだけでは、コンクリートで固めるためのイニシャルコストは賄えませんが、もう一つ重要なのが、庭の手入れにかける時間です。

庭の手入れが好きな方であれば、これは寧ろプラスになります。

 

しかし庭の手入れが面倒、苦だという方にとっては、それはもはや仕事の一環であり、その労働力は金額換算できるものかもしれません。

単純に仕事の時給を換算するわけにはいきませんが、その分人生の時間を取られるのは間違いなく、この作業が苦に感じる人にとっては損失であることは否めないでしょう。

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広い土地を購入する場合はよく考える必要がある

重い住宅ローン

大きさや形、接道状況等、自分が100%希望する土地が、丁度良いタイミングで出てくる可能性は低いです。

形が理想と違ったり、日当たりが少し悪かったりと、どこかしら100点ではないポイントが出てくると思います。

 

土地の大きさも同じで、少し小さい、少し大きい、といった状況は頻発します。

もし大きすぎる土地を購入する場合は、手入れの手間や、コンクリートで固めるコストを考慮しながら購入しなければいけません。

 

考えることが多くて大変ですが、この見当も楽しみの一つです。

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