我が家の出産はスムーズだったかと言うと、どちらかと言うと難産だったと思います。
しかし帝王切開はせず、あくまで一般的な出産と同様、普通に出産をしました。
通常、こういった普通の出産では医療保険はおりません。
しかし我が家の場合、約8万円の医療保険が降り、合計で15万円くらい黒字になったので、その時のことを綴っていきます。
なお、1年前のことになるため、記憶違いがあったら申し訳ありません。
我が家は30時間以上かかる難産だった
我が家の出産は、帝王切開ではないものの、かなり大変でした。
破水して病院に運ばれてから30時間以上かかり、ようやく生まれました。
誰の出産でも大変だと思いますが、母親は偉大だと感じました。
リンク : 【体験談】長男出産から生後1か月の生活
この記事を書いている私は旦那側なので、ずっと寄り添っていましたが、辛そうで涙が出てきました。
ああ、子供を産むって大変なことなんだなあ、ということをヒシヒシと感じると同時に、半分くらい痛みを貰ってあげたい気持ちでした。
しかし時間はかかったものの、大きな病気や後遺症等もなく、無事出産することができたので本当に良かったです。
我が家が出産にかかった費用と補助金・手当金
そんなこんなで時間がかかった出産のため、出産費用は少しだけ高くついたかもしれません。
入院は相部屋で申し込みましたが、田舎の病院のため、相部屋になる人がおらず同額で個室になりました。
これは本当にラッキーだったと思います。
平均的に高いか安いかは分かりませんが、請求額は46万円でした。
個室だと少し安いかも?と思いますが、相部屋を希望していたので、価格は相部屋なので得しました。
出産一時金として45万円
出産にかかった費用は46万円でしたが、出産一時金として45万円を受給しました。
この一時金をもらった時点で、自己負担は約1万円になりました。
もしも出産一時金がなかったら・・・と思うと怖いですが、そうなったら人口減少に拍車がかかって日本が消滅する気もします。
病院によって異なるようですが、我が家が出産した病院は既に相殺される方の病院だったので、そのまま1万円を請求され、支払いました。
結構難産だったので、自己負担も結構多くなるのかと思いましたが、一安心でした。
会社独自の手当金約8万円
出産一時金に加えて、自己負担額に関係なくもらえる、会社独自の手当金ももらいました。
これは後で妻から聞いて知ったのですが、良い会社だな〜と思いました。
最近は少子化対策に取り組む企業も多く、新聞で見た会社では、「100万円の補助金を出す」という会社もありました。
私の妻の会社はそこまでではないですが、8万円の手当金を受け取ることができました。
8万円と言えば大金です。
有難く頂戴し、子育て費用の足しにさせてもらいました。
更に民間の医療保険(アフラック)から約8万円
会社から独自の手当金をもらった時点で約7万円の黒字になりましたが、ふと他の人のブログ等を読んでいると、「帝王切開でなくても医療保険が降りた」という声を見ました。
色々なサイトを調べてみて分かったことは、「それが医療行為と認められるか否か」がポイントとなってくるようです。
どれを医療行為と認めて、どれを医療行為と認めないかは、加入している保険会社によるようです。
何かしら医療や保険の知識がある人なら問題ないかもしれませんが、素人には全く判断できません。
私の妻が加入していた医療保険はアフラック(aflac)ですが、問い合わせても「診断書を見ないと判断できません」という回答だったので、ダメ元で請求してみることにしました。
すると、後日医療行為と認められ、8万円が振り込まれました。
申請には診断書が必要なので、降りない場合は赤字になりますが、なんとなく医療行為として認められるのではないか?という算段はありました。
(理由は後述します)
今まで支払うばかりで使ったことのない医療保険でしたが、育児費用の足しになったので大変助かりました。
大きな事故や病気もしてこなかったので、初めて保険に入っていて良かったと思えた瞬間でした。
スポンサーリンク出産によって約15万円の黒字になった
様々な手当金をもらうことにより、我が家は46万円の費用に対し、
45万円(出産一時金) + 8万円(会社からの手当金) + 8万円(医療保険) = 61万円
を受け取ったため、約15万円の黒字になりました。
会社から手当金が出たのも大きいですが、保険が降りたのも大きかったです。
他に人のブログでは、中には20万円の黒字になった、という人もいましたが、医療保険は入っておいた方が良いなと感じました。
医療行為の適用となったと予測されるもの
最終的に、どの行為が医療行為として認められ、どの行為が医療行為と認められなかったのかは分かりません。
しかしおそらくこの辺りが医療行為として認められたのではないか?と予想しています。
というより、これらは医療行為として認められるのではないか?という予測があったからこそ、診断書を取って申請した、という事もできます。
なお、既に1年前のことで、診断書が見当たらないため、正確な医薬品名等は分からなくなってしまいました。
(すみません・・・。)
筋肉を緩めるための点滴を2~3回
一つ目は、産道の筋肉を緩めるための治療(投薬)です。
我が家は出産に非常に時間がかかり、母胎の体力も落ちてきました。
それほどまでに時間がかかってしまった理由ですが、途中までは順調に産道が開いていたのに、途中から一切開かなくなってしまったのです。
赤ちゃんの頭は少し見えているところまできたのに、そこから進捗が止まってしまいました。
そこで、薬の名前までは忘れましたが、筋肉の力を緩める点滴を打ち、産道を広げる治療を行いました。
結果的に効果むなしく、この投薬では出産できませんでしたが、2回にわたってこの薬を使用しました。
通常の出産では使用しない薬なので、これは医療行為になるのではないか?と考えたのです。
赤ちゃんが生まれる瞬間、入り口を少しだけ切開
もう一つは、最後の最後で少しだけ切開したことです。
切開といっても、赤ちゃんが出るその瞬間、1~2cmほど切って開いただけです。
しかし1cmだろうが2cmだろうが、医療用のハサミを使って切ったのであれば、それは医療行為なのではないかと考えました。
もちろん、そんな大したものではないので、これにかかる費用はほぼゼロに等しいのですが、もし記録されているのであれば、それは医療行為として認められる可能性もあるのではないかと考えました。
こちらについてはあくまで予想なので、医療行為と認められていない可能性の方が高い気はします。
スポンサーリンクまとめ。普通分娩でも、医療保険を請求してみる価値はある
結果的に、何が医療行為だったのかは分かりませんが、少なくとも我が家は帝王切開でなくても医療保険が降りました。
民間保険は自らの意思とお金を支払って加入しているので、その利用約款上、認められるものは請求する権利があります。
そのため、「もしかしたら医療保険が降りるかも?」と思った方は、遠慮なく申請するようにしましょう。
どの保険もそうですが、折角加入していても請求しなければ意味がありません。
ただし、診断書の発行にもお金がかかりますので、無駄骨+赤字になる可能性もあります。
自らの出産を思い返し、医療行為として認められるかも?と思ったら、ダメ元でも申請してみることをおすすめします。