私はこれまで4回引っ越しをしてきたので、これから5回目の引っ越しを行うことになります。
これだけ引っ越しをしていればもう慣れっこのように感じるかもしれませんが、全くそんなことはありません。
何より、私が引越しをしたのは20代前半だったため、それほど自分に付きまとう契約も多くなかったのだと思います。
しかし年を取るごとに変更手続きが必要なものが増えてきて、わけが分からなくなってきたので、メモがてらまとめてみました。
あくまで私のメモなので人によって若干違うところもあるかもしれませんが、一日本国民なので、同じところは同じですので、ご参考にしてください。
県外へ引っ越し、夫婦+0歳の子供が一人
引っ越しをする人の家族構成、年齢等によって、手続きは大きく変わってきます。
一人暮らしの学生が引っ越すのと、小学校以上の子供がいるのとでは大変さが違います。
もちろん、年金を受給している場合等も同じです。
そのため、まずはこの記事の前提を書いておきます。
まず、今回の引っ越しは同じ市区町村内ではなく、都道府県ごと引っ越します。
我が家には0歳の子供がおり、児童手当を受給していますが、通学している子供はいません。
車は普通車を1台持っておりますが、バイクはありません。
行政・公共サービス関係
まずは行政や公共サービスの変更を書いていきます。
引っ越しで必要!となると、まず思い浮かぶのがこの手続きではないでしょうか。
この手続きを忘れると面倒なことになります。
住民票
引っ越しを完了するためには、転出届と転入届を出して、住民票を移す必要があります。
住民票を移し忘れる人はいないと思いますが、引っ越しに伴う代表的なものです。
年金なんかはマイナンバーに紐づいているので手続き不要なようです。
※マイナンバーを登録している場合に限ります。
近い将来、マイナンバーの変更一つで全てのサービスが変更できるようになると思いますが、日本ではまだまだ時間がかかりそうです。
印鑑登録
印鑑登録も各市区町村で行っているので、変更する必要があります。
変更というか、廃止して改めて登録します。
自分の印鑑が変わったわけではないのに、引っ越す度に印鑑証明を変更なんて面倒くさいですよね。
早くマイナンバーに紐づけてほしいところです。
児童手当
我が家の場合は児童手当を受けているので、この変更も必要となります。
現状、児童手当も市区町村から受けているので、仕方ないですね。
これも近いうちマイナンバーの変更で終わるようになるのではないかと予想しますが、もう少し時間はかかりそうです。
電気、ガス、水道
引っ越しで必須なことと言えば、生活インフラの変更です。
電気、ガス、水道の契約があると思うので、それぞれ住所変更を行いましょう。
我が家はオール電化にしようと思っているので、ガスの方は解約となります。
郵便局
早めにやっておいた方が良いのは、郵便局への届け出です。
郵便局へ転居届を提出すると、1年間新しい住所へ郵便物を転送してくれます。
この手続きが遅れると、その間に送られた郵便物は還付されてしまいます。
引っ越し直後こそ重要な書類が送られてくることがあると思うので、早めに手続きを行うことをお勧めします。
スポンサーリンク通信機器関係
もはやインフラの方に入れようかと思いましたが、通信関係も契約変更が必要です。
今では通信機器を使用していない人はいないくらい、一般的なものになりました。
すぐに変更しなくても使えなくなることはない場合が多いですが、必要な手続きなので忘れないようにしましょう。
スマホ、携帯電話
まずはスマートフォンや携帯電話の利用契約です。
住所変更をしていなくても使えますが、重要なお知らせや、お金を払い忘れた際の払込票が来る場合もあります。
お金が絡むものは全て忘れずに手続きするようにしましょう。
インターネット
インターネット回線を契約している場合も手続きが必要です。
光回線であれば忘れることはないと思いますが、ポケットwi-fiでも変更が必要です。
また更に、最近流行りの「工事が必要ない据え置き型のwi-fi」についても、早めに変更する必要があります。
我が家もソフトバンクairを利用していますが、これらはポケットwi-fiとしての使い方を禁止しているため、契約住所と通信場所をチェックしているとのことでした。
そのため、引っ越し先でコンセントに刺せばすぐに繋がるのがメリットではありますが、忘れずに住所変更を行うようにしましょう。
自動車関係
自動車を持っていると、また一つ手続きが増えます。
私が前回引っ越しした時は自動車を持っていなかったので、このあたりは楽でした。
段々大人になって、手続きが増えていくのを感じます。
自動車の登録変更(ナンバープレート)
まずは自動車の登録変更です。
所謂ナンバープレートの変更ですね。
税金の納付先が変更になると同時に、ナンバープレートにある都道府県も変更になります。
この場合、車のナンバーも変わってしまうので注意が必要ですが、注意したところでどうしようもないので諦めるしかありません。
免許証
免許証は真っ先に住所変更しておいた方が良いです。
各種手続きを行う際、免許証を身分証明書として使用することが多く、古い住所のままだと使い物になりません。
警察署や運転免許センターに行って手続きをすれば、免許証の裏にハンコを押してくれます。
免許証の変更手続きは最速で行った方が、他の手続きをスムーズに進めることができます。
損害保険契約
自動車に乗っている方は任意保険に入っているかと思いますが、保険証券の住所変更も必要です。
そして同時に、車両のナンバーも変わるので、変更手続きを行ってください。
これを怠ると、降りる保険が降りない可能性もありますので、忘れずにしっかり行うようしましょう。
ETCマイレージ
ETCマイレージに登録している人は、こちらの変更も必要です。
ETCカード自体は、後述するクレジットカードの変更を行えば良いですが、ETCマイレージは別途変更が必要です。
こちらも自動車保険と同様に、車両ナンバーが変わったら必ず手続きが必要ですので、忘れずに行うようにしましょう。
登録していない人には関係ないですが、ETCマイレージは結構忘れがちなポイントだと思います。
スポンサーリンク金融関係
金融関係も、絶対に変更が必要な手続きの一つです。
この変更は運転免許証を身分証として使用する場合が多いので、運転免許証の変更をした後に行うとスムーズです。
郵便局に転居届を出していれば1年間は問題ありませんが、クレジットカードの利用明細等が旧住所に送られてしまう可能性もあるので、早めに手続きしましょう。
銀行口座
銀行口座は複数お持ちの方が多いと思いますが、それぞれの金融機関で住所変更が必要です。
インターネットバンクであればweb上で終了する場合もありますが、そうでなければ、窓口に行く必要があります。
銀行は平日しかやっていない場合も多いので、なんとか合間を見て手続きを済ませるようにしましょう。
なお、証券口座をお持ちの場合も同様に手続きが必要ですので、こちらも忘れないようにしなければいけません。
iDeCo(個人型確定拠出年金)
私はiDeCoをやっているので、iDeCoも個別に住所変更が必要です。
証券会社を通じでiDeCoをやっていて、証券口座の方の住所変更を行ったとしても、iDeCoはiDeCoで住所変更が必要です。
もしかしたら金融機関によって違うのかもしれませんが、少なくとも私がiDeCoをやっている証券会社では、別々の手続きが必要でした。
しかもiDeCoの住所変更は郵送のみの受付となるので、これまた面倒くさいです。
運転免許証が身分証明書になるので、これも運転免許証の住所変更を先に行った方が楽です。
クレジットカード
クレジットカードも、お持ちの枚数だけ手続きが必要になります。
住所変更をしなくてもすぐに使えなくなるようなことはありませんが、重要書類が送られてきたり、お金が落ちなかった場合の払込票が送られてきたりしますので、住所変更は必要です。
また、紛失したような際も、まず住所変更をしてからでないと再発行ができないので、時間がかかってしまいます。
お金が関係しているものは損をする可能性があるので、忘れずに住所変更を行うようにしましょう。
クレジットカードの住所変更をし忘れて、重要なお知らせを受け取れずに損をしたとしても、全て自己責任となってしまいます。
各種生命保険
医療保険、がん保険等、様々な保険に加入していると思いますが、それらの変更手続きも必要です。
住所変更をし忘れると保険金が受け取れなくなる、ということまでは悪質でない限りないと思いますが、受け取るまでに時間がかかってしまいます。
本当に必要な時にお金が受け取れない、ということにならないように、予め住所変更の手続きを行っておくようにしましょう。
なお、年末調整の時期の場合は、証明書の送付先が変わってしまいますので、早急に手続きが必要です。
その他サービス
快適に生活する上で、他にも色々なサービスに登録し、利用しています。
正直、住所変更しなくてもそこまで関係ないものも多いです。
この辺りは必須ではないので、もう使わないサービス等は、これを機に取捨選択すると良いでしょう。
私が現時点で「少なくともここは住所変更しておかないと!」と考えているサービスを書きます。
通販サイト(楽天、amazon、Yahoo!等)
私は通販、特に楽天市場を利用するので、この住所変更は必須です。
通販サイトの住所変更を忘れると、古い住所に届いてしまいます。
そのまま還付されてしまうと、再送のための配送料は自己負担である場合が多く、また受け取るまでの時間や問い合わせの手間も相当かかります。
うっかり忘れて注文してしまうと、その後に住所を変更しても発送用のデータは飛んでしまっているので、直接問い合わせない限り修正不可能です。
変更自体はインターネット上で簡単に完結するので、「また注文する時でいいや」と思わず、すぐに変更しておくことをおすすめします。
会員カード
これは優先度が低いですが、お知らせを受け取りたい会員カードは早めに住所変更をしておきましょう。
郵便物の転送さえしておけば、お知らせが転送されて気づいたときに変更する、という形でも遅くはありません。
ただ、サービスによっては損をする可能性があるので、ご自身が加入されているサービスを確認し、自己責任でお願いします。
私の場合は、そこまで急ぎ住所変更が必要なサービスにはあまり加入していないと思います。
apple ID/google ID
iPhoneユーザーは、apple IDの変更は忘れず行いましょう。
あまり住所は関係ないように思いますが、サポートをうける際に必要になります。
また、私の場合はGmailを利用したり、Googleドライブを利用したりと、Google IDに紐づくサービスを数多く利用しています。
知らぬ間にたくさんのIDを持っていると思いますが、まずは自分にとって重要なIDだけは、早めに変更しておいた方が良いでしょう。
まとめ。住所変更忘れで二度手間にならないように注意!
現時点で思いつく限りの、住所変更手続きを書いてみました。
数が多くて気が滅入りますね・・・。
とは言え時間は有限なので、この中でも優先度をつけて手続きしていくことになります。
他にもまだ私が忘れている、思いついていないサービスがあるかもしれないので、思いついたら追記していこうと思います。
マイホームは夢と希望に溢れていますが、現実は色々と手続きが大変です。