注文住宅のデザイン打ち合わせを行う中で、一つの悩み事となるのが照明です。
照明の位置や数についても決めますが、もう一つ「スイッチ式の照明にするか、センサー式の照明にするか」という点も決めます。
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我が家では玄関や廊下はセンサー照明にしようと思いますが、どのような基準で決めるのが良いのでしょうか。
私の個人的な意見を書いていきます。
照明はスイッチかセンサーで選べる
注文住宅の場合、照明についても全て自分たちで決めていきます。
建売住宅やマンションの場合は選択の余地がない場合も多いですが、注文住宅については自分たちで考えて決めなければいけません。
位置や個数についても悩みますが、もう一つ悩むのが、人間の動きをセンサーで感知して点灯する照明にするか、一般的なスイッチタイプの照明にするか、という点です。
画像出典 : panasonic
実家を建てたころはスイッチ照明しかなかったので、全てスイッチ式の照明でした。
しかし現在はセンサー式の照明も選択できるようになったので、大変便利な時代になりました。
センサーにしても値段はさほど変わらない
注文住宅の設備を検討する上でネックとなるのが値段です。
注文住宅は全ての設備を自分で選べる反面、当然良いものを選び続ければ青天井に値段が上がって行ってしまいます。
そのため、センサー式の照明にすると言っても、価格の差というのは気にしなければいけません。
我が家ではまだ詳細の見積もりはもらっていませんが、営業マンからは「センサー式の照明にしても大して値段は変わらない」と言われています。
もちろん値段の差は生まれますが、35年で考えると気にするほどではないので、生活の利便性を優先して考えていけば良いようです。
できる限りセンサーにする、が基本的な考え方
お金を気にしなくても良いのであれば、積極的にセンサーを入れていきたいところです。
センサー式の照明で気になるのは、誤作動です。
センサーの設置位置によっては、廊下を通っただけで階段の電気がついてしまう等が考えられます。
意図せず電気がついてしまうのは嫌ですよね。
しかしセンサーには「どこまで電波を飛ばすか」と調節する弁のようなものがついているため、反応領域は調整できるようです。
画像出典 : panasonic
それでもある程度の誤反応はあるかもしれませんが、スイッチをつけなくても電気がついて、消し忘れも防げるセンサー式はそれ以上のメリットがあると考えています。
そのため、私の中でベースとなる考え方は、「不便にならない限り、できる限りの場所をセンサーにする」ということです。
スポンサーリンクセンサーにすべき場所の条件
センサーにすべき場所は、大きく2つあると考えています。
私の考えですが、この2つの観点で、照明をスイッチにするかセンサーにするかを考えています。
もちろん、設計士(建築士)の先生やデザイナーの方にも相談して決めていますが、この考え方で特に否定されたことはありません。
止まって作業をすることがない場所
1つ目の観点は、「止まって作業をする場所かどうか」という点です。
センサー式照明は一定期間動きが止まっていると、自動で消えてしまいます。
電気が消えるまでの時間は自由に設定できるようで、パナソニック製では10秒くらい~10分くらいまで幅があるようです。
(商品によって異なります。)
▲Panasonic製のセンサー。動作保持時間と明るさが設定できる。
あまり長くしても電気代の無駄なので、基本的には1分くらいなのだと思います。
センサー式照明は、人がセンサーに感知されている限りは消えません。
そのため、1分に設定していて、1分以上その場所にいたとしても、動いている限りは消えることはないのです。
逆に言えば、止まっていると1分で消えてしまう、ということになります。
つまり、何か止まって作業をしたりする場所でなければ、センサーであっても電気は消えることはない、ということです。
荷物の搬入や搬出等、両手がふさがる可能性のある場所
最もセンサーにすると便利なのは、両手がふさがっている場合だと思います。
両手がふさがっている場合、スイッチ式だといちいち荷物を降ろさないと電気をつけることができません。
しかしセンサー式であれば、両手で荷物を持ったまま移動しても、勝手に電気がつき、勝手に電気が消えてくれます。
センサー式照明には消し忘れを防げるメリットがありますが、最もメリットを受けられるのはこの「両手がふさがっている時」ではないでしょうか。
我が家でセンサー照明にする場所
さて、上記の観点で考えたときに、どこをセンサーにすべきでしょうか。
これは人によって考え方も違いますので、「我が家の場合」ということになります。
たとえば我が家は、トイレはセンサー式にしない予定ですが、「トイレでは長居しない!」という方は、トイレもセンサーで良いかもしれません。
玄関、廊下、階段の動線
まずセンサーにしようと決めたのは、玄関と廊下、そして階段です。
玄関と廊下と階段は人の通り道であり、何か作業をする場所ではありません。
基本的に歩いて移動するだけなので、センサー照明でも消えることはありません。
更に玄関から廊下に入り、階段を上るという動線は、荷物を持って行うことも多いです。
そのため、どちらの条件に照らし合わせても、玄関や廊下、そして階段はセンサー式照明にした方が良いと考えました。
スポンサーリンク感想、まとめ。センサー証明にすることで利便性アップ!
今まで住んだことある賃貸も、実家も、センサー式の照明はついていませんでした。
そのため、センサーで勝手に電気が付き、そして勝手に電気が消えるというのは、想像するだけで便利です。
確かにスイッチで消した方が電気の点灯時間は最小限に抑えられますが、LEDになったことによって消費電力が大きく減ったため、利便性向上のメリットの方が大きいと思います。
また、例えば消し忘れで出かけてしまい、何時間もつけっぱなしになってしまった場合、電気が消えるまでの数十秒のラグはある程度相殺されると思います。
消し忘れリスクや利便性の向上を考慮すると、センサー式の照明が適当だと思われるところには積極的に導入していった方が良いと思います。
特に我が家は2階リビングなので、玄関からリビングまでの距離が長いことから、センサー式照明がより一層活躍してくれると思います。